いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

家族での朝帰りと誕生日会

急遽のお泊まりを終え、朝電車に揺られて帰宅した。

 

結局昨夜は子供らを寝かしつけた上で深夜2時頃まで大人で談笑していた。友人らの夫婦と我々夫婦の課題やスタンスに大きな違いがあり、本当に夫婦の数だけ形があるんだなあと再実感した夜であった。

 

朝7時半頃に起床すると、友人奥さんの実家のお米で作った美味しいおにぎりを朝食で頂き、だいたい9時ごろに至れり尽くせりの友人宅から家路に着いた。

 

友人は酔い潰れて寝込んでいたので最後は会えなかったが、また近いうちに遊ぶに違いないので、その際に改めてお礼を伝えたいと思っている。

 

家に着くと、今日の予定に向けた段取りを始めた。娘の誕生日が来週の平日に訪れるので、前倒しで本日お祝い会をすることにしていたのだ。

 

既に両実家から届いていたプレゼントを、写真を撮った後に開封する。どれも娘が悩みに悩んで選んでリクエストしていた品々だ。シルバニアファミリーのマーメイドキャッスルに、すみっコぐらしの人形遊び用のグッズが3点。

 

どちらも遊び方が被っているようにも思ったのだが、本人がそれが欲しいと言うのだから意見を尊重した。ふたつとも順番に遊んでいたが、どちらも楽しそうだった。娘以外の三人は、前日の疲れから少しだけ横になっていた。

 

昼ごはんのたこ焼きを食べた後は、誕生日のケーキを皆で食べた。もちろんロウソクを立てて、ハッピーバースデーも歌った。娘は2種類のケーキの好きな部分だけを食べ、息子は私のケーキの半分以上を食べた。

 

その後も娘は貰ったプレゼントで遊んでいた。途中から私や妻、息子も参戦して、みんなでぬいぐるみを動かしながらにしばし遊んだ。またお友達とこのように遊ぶことも今から楽しみにしているようだった。

 

その後、娘以外の三人はふたたび昼寝をとった。やはり前日のお泊まりの疲労はなかなかのものらしい。しかし本日の主役である娘はひとりプレゼントで遊んでおり、途中からは録画したドラえもんを静かに観ていた。少し申し訳なかったが、我々は寝ないことには夜までもたなかったのである。

 

夕食は予約した近所の魚料理屋を訪れた。去年同様に、娘の好物であるサーモンを好きなだけ食べさせてあげようと思ったのだ。

 

娘は結局、サーモンのお造りを2セット食べ、サーモンの握りや、海老の天ぷら、茶碗蒸しや鯛めしらを平らげた。我々もお祝いなので、好きなものを好きなだけ頼んで、ほくほく顔でお店を後にした。

 

帰り道では娘が行きたいと言ったダイソーに立ち寄り、その下のスーパーで入浴剤を購入した。家に帰ると久しぶりに四人一緒にお風呂に入った。オレンジのお湯に、家族みんなの笑顔がぷかぷか浮かんでいた。