いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ゥラビ!

お菓子のパッケージを指して息子が元気に叫んだ。

 

聞き返すと、再度「ゥラビ」と言う。なんだろうかとパッケージを見るとそこにはウサギのイラストが描かれていた。なるほど、ラビットか!

 

最近よく食べている動物ビスケットのパッケージだ。それぞれに違う動物が描かれていて、ひとつひとつ見せると息子が元気に答えるのだった。

 

ライオンは「がぉ!」

パンダ「ぱん!」

そしてウサギは「ゥラビ!」だ。

 

教育テレビの『えいごであそぼ』で覚えたのだろう。日本語と英語、先に覚えた方で息子はその物体を呼ぶ。つまりは「ウサギ」よりも「ラビット」という言葉の方が出会うのが早かったのであろう。

 

ほかにもそのような例はある。

 

ブドウは「ぶどお!」

イチゴは「いちお!」

なのにリンゴは「あっぽー!」なのだ。

 

間違ってはいないので違うよとも言えないのが困ったところだ。バイリンガルも大変だなと思わされたのであった。将来ルー大柴みたいにならなきゃいいけど。