いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

インプットの日

静かな家の中でひとり画面を見つめた。

 

今日はインプットの日。来週末から関与する新たなプロジェクトの予習をすることを決めていた。妻と子供たちは隣町まで遊びに行っていた。

 

普通のプロジェクトならインプットに一日はかからないが、なんせ次の案件は長期プロジェクトへの途中参加となる。ゆえに過去のフェーズにおける整理内容など、キャッチアップすべき事項は山ほどあった。

 

昼を過ぎる頃には、すっかり頭が次の案件へと切り替わっていた。そんなときにマネージャーから前の案件についての今更ながらの質問があって、少しペースを乱される。そんなことだから自分が説明する最終報告書のチェックや原稿作りくらいは自分ですればよかったのに、と思わざるを得ない。

 

改めて、マネージャーはひとつひとつのプロジェクトについてはその程度の理解しかしていないのだと実感し、なおさら自分で責任を負って成果物を出さねばという気持ちになった。次の案件に対するモチベーションも上がる。

 

膨大な過去資料を読み込み、徐々にだが長期プロジェクトの全貌と現在の状況が掴めてきた。そして改めて目の前のタスクに目を向けると、朝見た時点とは違った意味合いを持つことに気付けてきた。

 

前回のプロジェクトにおいては、上司との個別ミーティングは『相談』ベースで臨んでいた。しかい今回からはすべてにおいて自分なりの結論を持って『確認』のスタンスで臨むようにしたい。まあ、毎回そうできるとは思えないが、少なくともそのよつな心意気は常に持っておきたい。

 

  • マネージャーを頼りにしすぎていた
  • 直近タスクに必死で全体感を持てていなかった
  • 自信を持てるまで深く考え抜けていなかった

 

これが前回の初プロジェクトにおける私の反省点だ。次の案件にはそれらをしっかりと活かしていきたい。