いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

高得点を目指して

今日はも雨模様だったのでカラオケに行った。

 

近所の快活クラブ。遠出できない週末の最近の恒例になっている。娘も歌う曲リストができてきたし、息子も楽しみ方を心得てきた様子である。

 

私も今回のカラオケにはテーマを持って臨んでいた。採点で高得点をとることだ。前回、前の利用客の設定でたまたま採点モードがオンになっており、そのとき盛り上がったのをきっかけに採点を気に入った。

 

精密採点ということで、なかなか高得点が出なくて負けん気をくすぐられる。前回は妻が一度90点台を出したきりでそれがトップだった。不甲斐ない結果に、リベンジの炎が静かに燃えていた。

 

私も学生時代は歌が上手いとよく言われたものだ。採点でも90点台なんて当たり前で、100点も取った記憶があったのに。

 

はたして私が下手になったのか、採点の精度が上がったのか。おそらくはその両方なのだろう。画面で流れる旋律に赤が並ぶ。うまく歌えていると思っていたのはほどほど勘違いだったようだ。

 

気晴らしに好きなラップ曲を挟んでは、なんども高得点に挑戦した。しかし点数は振るわなかった。採点の精度に疑いはない。歌いながらに端々で音を外していることを自覚させられた。

 

特に一音目が外しやすい。何気ないところでも半音音を外している。私の声はなんてノイズの多いことか。中音域の音がてんで安定しない。

 

結局、今日も80点台後半で90点には届かなかった。今度は妻には勝てたもののそんなのでは慰めにはならない。早いところ歴代最高点を更新しなければ。

 

そんなわけで挑戦は次回に持ち越しである。今度はちゃんと歌う曲リストを制作してから臨むべきかな。