いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

幸か不幸か仕事が集まる

清々しい気持ちで週末に入れた。

 

今週の仕事が綺麗に納まったのである。週の半ばでは不安にも苛まれたが、それをなんとか乗り切り、自分なりに納得できるアウトプットを作り上げた。

 

上司への中間報告でそれを説明すると、よく纏まっていてわかりやすいと褒められた。資料もほぼ直しはなく了承を得る。一週間の努力が報われた瞬間だ。

 

しかし、別のテーマで同様のタスクを担っていたチームメイト二人の方は、まったく作業が進んでおらず、散々な中間報告だった。時間が思うように取れなかったと言い訳をしていたが、作業の進め方も踏まえ、それ以前の問題のように見えた。

 

上司も珍しく呆れた雰囲気を醸し出していた。そんなわけで、ふたりのタスクを私がフォローするよう上司からお願いをされた。半ば覚悟はしていたので承諾する。ただ想像以上の進捗の悪さに、彼女らのもともとのタスクの半分を私が引き取ることになった。

 

さらには、分担する予定だった残りのタスクふたつも私が担うことになり、6個あったタスクの5個を私が担い、残り1つを他のメンバーふたりが担うという、なんともアンバランスな分担になった。

 

仕事はできる奴に集まるとは言うし、光栄に思う気持ちもあるのだが、これはさすがになんだかなぁ、という気持ちになった。まあ、そのぶん経験値が溜まるので、前向きには捉えたいところだけれど。

 

一応、私以外のチームメンバーふたりは、現在別のプロジェクトと掛け持ちをしているので、それも大変なのだろうとは思うのだけど、それゆえにふたり体制にしていたのだから、正直言い訳は通用しないと思う。

 

ただ私も再来週あたりから掛け持ちプロジェクトが始まる予定なので、当然ながら彼女らのことを責めるなんて愚かなことはしない。明日は我が身なのだから、今のうちに借りを作っておこうと思っている。

 

なんにせよ、今週の仕事は無事報われた。来週から新たな分担タスクに取り掛かからければならなくなったが、受け取ったのだから責任を果たしたいと思う。

 

それにしても今週の自分はまたひとつ殻を破れた手応えがある。自分でも想像を超えたアウトプットを作ることができたのだ。久々に真っ直ぐな自信が持てた。