いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

王子動物園と美味しいおにぎり

最近、息子が動物の本を楽しそうに読んでいる。

 

そんな着想から、今日は動物園を訪れていた。神戸にある王子動物園。近しい人たちから良い評判は聞いていたが、私たちが訪れるのは初めてだった。

 

パンダが有名な園ではあるが、残念ながら今は療養中とのこと。しかしその他にも豊富な動物がいるので、それらを子供らに見せるのが楽しみであった。

 

午前中のうちに訪れ、園の近くにあるおにぎり屋さんで昼食を買ってから入園した。広々とした敷地で人の多さも気にならなかった。お出迎えのフラミンゴからさっそく子供たちは吸い寄せられた。

 

やはり以前に別の動物園を訪れたときよりも、息子の反応が良かった。図鑑やテレビで動物を知り、名前も覚えたことにより、実物を前に喜びが感じられるようになったのだろう。狙い通りの反応がもらえて、今日の発案者としては嬉しかった。

 

また買ったおにぎりも格別に美味しく、開放感溢れる園の雰囲気も良かったことから、妻も終始上機嫌であった。かくゆう私ももちろん楽しんでおり、入園から一時間も経たないうちに、今日のお出かけの成功を確信していたほどであった。

 

園内には遊園エリアもあって、いくつかのアトラクションを子供らと一緒に楽しんだ。私は息子と娘と、合計2つの乗り物に乗ったのだが、どちらも回転系で、三半規管が弱い私は、しばしグロッキーになった。

 

園内地図を形に、今日見られる動物は全て見て周り、途中にはアイスを食べ、最後にはお土産を買った。退園後にふたたびおにぎり屋さんを訪れたが、残念ながら完売で閉店していた。あれだけ美味しかったので納得である。

 

素敵な動物園で気に入ったので、今度はパンダが見られるときにでも訪れたい。もちろん、そのときはまたあの美味しいおにぎり屋さんにも立ち寄る予定だ。