いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

オセロに興じる

昨日時点で今週のタスクは終了している。

 

ゆえに今日はほぼ消化試合だった。午前中は図書館に行って本を返却し、新たな本を借りた。帰りにたこ焼き屋で昼食を買い、妻と一緒に食べた。

 

午後も同僚にフォローをお願いされて付き合ったミーティング以外は机に座らずに過ごした。娘のピアノの習い事に行く時には一緒についていき、レッスンの間は妻と息子と遊歩道をぶらぶらしていた。

 

そんな本日、もっとも頭を使ったのは夕食後のオセロであった。最近娘がルールを覚えたと話しており、タイミングよくマクドナルドのオマケで簡易なオセロが手に入ったので、それで対戦していたのだ。

 

まだ怪しい部分もあるが、娘はたしかにオセロのやり方をわかっており、しっかりと対戦相手になった。私は少しずつ彼女に勝つためのコツや、ゲームを進める上で意識すべきことを教えていった。

 

その後は一度だけ妻と対戦してみた。ふと、共にセオリー把握している大人同士で打ったら、どうなるのかを確認してみたくなったからだ。

 

結果、やはりというべきか、全くの引き分けで終わった。盤上をちょうど半分ずつ分け合ったのである。そうだよなこうなるよな、と少しだけ退屈みを感じた。

 

オセロは「角をより多く取る」ことを目指す競技といえる。ゆえに角の一歩手前にはコマを置かないようにするし、相手には置かせるように仕向ける。互いにそれをやり合うのだから、打ち損じでもしない限り、なかなか勝敗は付かないわけだ。

 

ただそれだと、ボードゲームとしてはあまりに浅薄ではないか。きっと上級者はそれを凌駕する更なるセオリーがあるはずだ、いや願うことならあって欲しい。

 

そんなわけで、娘ももっともっとオセロを上達したいようなので、オマケではない、ちゃんとしたオセロを買うことにした。明日には我が家に届く予定である。

 

娘の思考力も養われるかもしれないので、しばらくはオセロ対戦に興じてみたい。娘に教える中で、新たなセオリーを見出せることも密かな楽しみにしよう。