いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

引きずる金曜日

週の最後の最後に嫌な爆弾が投下された。

 

仕事の話である。関与するひとつのプロジェクトに炎上の兆しが見えはじめたのだ。

 

序盤から想定外の要望をクライアントから受け取り、それを無理やりスケジュールに組み込み、なんとか騙し騙しやりくりしてきたのだが、ここに来て遅延が目立ってきた。懸念を覚えた相手側が、毎週のミーティング時間を増やすよう要請を出しそうな気配なのだ。

 

判定は来週下されるが、なかなか苦しい展開である。問題なのは、仮に毎週のミーティング時間が拡張されたとて、正直なところ、作業時間的に、資料の準備が間に合わないのである。

 

プロジェクト掛け持ちのハードな生活の中、それでもなんとかリズムを掴み、前向きに頑張ろうとしていた矢先の炎上兆し、気持ちは甚だ荒んでしまう。

 

プロジェクトマネージャーが何か策を講じてくれるか、と期待もしたいが、ご本人も忙しいので、おそらくは我々が頑張ってやりきれという話になるのであろう。ゆえに期待しないでおこうと考えている。

 

せっかく昨日までは充実感を得られていたのに、最後の最後にケチがついた。少しばかりへこたれている。