いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ある意味朗報

今日は残業時間に部下と急遽ミーティングをした。

 

もともとの用件は、やり方のレクチャーや軽めの相談だったので、画面を共有しながら諸々の説明を行い、スムーズに当初の目的を果たした。

 

ただ端々では、お互いに笑いながら愚痴を吐き出したり、直近の面倒事項を要領よく切り抜ける作戦などの話もしたりして、束の間の雑談に興じた。

 

そんな中で、個人的には嬉しい情報共有があった。私は入社以来、あるマネージャーの元での案件にしか関与していないのだが、なんでもその彼は、私たちの組織の中でもトップクラスに難しい案件を扱っている、というのが周知の事実らしいのだ。

 

そのため彼女は、そのマネージャーの案件に入っていると言うだけで、同僚たちから驚嘆されているらしい。彼の案件にしか入ったことのない私からすると、あまり実感が得られない話ではあったが、それを聞いて少し嬉しい気持ちになった。

 

つまり私は図らずとも、組織の中では最もハードな部類の案件を持つ上司の元で働いており、知らぬ間にハードな経験を積み、それを乗り切る能力を(おそらくは)徐々につけてきているのだろう。

 

この上司の案件に慣れてしまえば、いつか他の案件に入った際には、相当楽に感じられるかもしれない。少なくとも、成長する上ではもっとも効率的な環境にいると言えよう。

 

まあ、ゆえに毎日ついて行くのがやっとな状況なのではあるが、ある意味では慰めにもなり、励みにもなった。なにせ一番ハードなのだから、仕方があるまい。

 

今週の初めには、こんなハードな日々が今後もずっと続くのかと思うと続けられるか少し不安にもなっていたのだが、これがMAXなのだと思うと、途端に平気な気がしてくるのであった。何にせよ希望を持った。