いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

七五三

昨日は娘の七五三だった。

 

空も娘の成長を祝うかのように清々しく晴れ渡り、陽が反射する着物姿の娘は、ほんとうに眩しかった。

 

梅田でメイクとヘアセット、衣装のレンタルを済ませた私たちは、祈祷のため大阪天満宮へ参詣した。私と妻、両方の両親たちも一緒だ。

 

現地に着くと、境内は七五三の参拝者たちで溢れていた。三連休、祝日の大安で天気は快晴。これだけの条件が揃えば当然だろう。しかし先週下見した際とあまりに賑わいが異なるので、しばし呆気にとられてしまった。

 

それでも祈祷の受付をすませ、長い列に並んだ。ただ娘が私に抱かれたまま寝てしまったので、私は休憩所で椅子に座り、順番が来るまで待機させてもらった。小一時間あまり待つと、私たちの順番が回ってきた。

 

祈祷は厳粛な雰囲気ではなく、子供参加型の形式だった。子ども達がご神前に並べられた椅子に座るのだが、娘はひとりだと怖がったため妻と一緒に座った。あとは優しそうな神職と巫女さんの合図に従って、拝礼したり、玉串を供えたり、お願い事をしたりしていた。

 

祈祷が終わると、授与品を受け取り、本殿の前で記念撮影をした。七人での集合写真も撮れたのでよかった。じじばば達も娘の晴れ着姿に目を細め、全員が幸せそうな表情を浮かべていた。

 

神社を後にすると、衣装を返却し、その足で予約していた会席料理屋で昼食をとった。妻が探してくれた店だったが、落ち着きのある個室で、料理も美味しくて素晴らしかった。両家の両親たちもすっかりと打ち解け、会話も弾んで楽しかった。

 

その後は、自宅マンションに帰り、予約していた広々としたゲストルームにて皆で団らんした。そして夕方、私側の両親がまず飛行機で九州へと帰って行った。

 

いろいろと大変だったが、両方の両親を招いての七五三は大成功だったと思う。いろいろと大変だったところもあったが、皆で娘の成長を祝えてほんとうによかった。


そして今日は、これから妻側の両親と一緒に奈良に遊びに行ってくる。今日の行程についてはあまり計画を立てれていないのだが、まぁ、きっとなんとかなるだろう。

 

今日も楽しい思い出ができますように。