いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

旧友とZOOM飲み

昨夜は高校時代の友人たちと楽しく過ごした。 ひとりが企画してくれてZOOM飲みをしたのだ。合計五人の元クラスメイト。それぞれ所属する部活動は違ったが、受験もあった濃い高校三年生を共に過ごしたメンバーだ。 直近に会った人でも二年ぶり、もっとも久し…

久々に浴びる

平日で不足していたものたちを週末に浴びる。 まずは活字。今週は仕事終わりも遅く、子供達に合わせて早く寝るので、なかなか思うように本が読めなかった。欲望を満たすため、家族よりも早起きして思いっきり本を読みふける。 続いては音楽。これも平日はな…

終電ダッシュ

社長から超ド級のトップオーダーが下った。 お陰で昨日は急遽遅くまで残業となり、終電に駆け込む事態となった。今日も年休を取る予定が取りやめになり、出社を余儀なくされた。 巻き込まれたのは大変だったが、上司の窮地を助ける立場で参戦できるので、心…

私の夢

今日でこのブログは1000日目となる。 記事数も1000。つまり毎日書いてきた。これまで1000日欠かさずにやったことが、呼吸する以外にあっただろうか。少しだけ感慨にふける。 せっかくなので何か特別なことを書きたくなった。そんなわけで私の夢について書い…

自己評価を下げること

半年前の私は自信満々マンだった。 特に仕事においてはそうで、そこそこの矜持を持っていた。しかし年末にも書いたとおり、今のエース部署に来て以来、その自信を失った。 これまで持っていた自信を失ったことで、背骨を抜かれるほどの精神のグラつきをも覚…

彼女の世界

4歳の娘は本当にマイペースだ。 妻の機嫌が悪かろうが、私が仕事で落ち込んでようが、いつも自分のペースでニコニコと、大抵の場合は騒々しく、私達に話しかけてくる。 そんな彼女が住んでいる、平和で自由な世界をとても羨ましく思う。たまに目線を合わせ、…

一番悪いのはアイツ

ステイホームで今週末も家の中で過ごした。 昨日は娘と妻とWiiでマリオ。みんな下手くそだけど、なんとかひとつひとつステージをクリアして、いくらかマップを進めることができた。 中ボスのクッパファミリーとの闘いが特に盛り上がった。ミラクルにも支えら…

色鉛筆でお絵描き

色鉛筆で色を重ねて描くのは楽しい。 我が家には72色の色鉛筆がある。実家の母に、家篭り用アイテムとしてプレゼントした際、妻も欲しいと同じものを購入したのだ。 普段は彼女が塗り絵で使っているのだが、昨日はなんだか私が無性に絵が描きたくなり、娘の…

結婚式を振り返る

今朝は、なぜか結婚式の映像を見返していた。 ほんの思いつきで、披露宴で流した自作のプロフィール・ムービーを再生したのだ。最初は娘とふたりで見ていたが、その懐かしい音楽と映像に興奮を覚え、思わず妻も寝室から呼んだ。 プロフィール・ムービーを2周…

うつ伏せがちな彼

息子はどうやら寂しがり屋なようだ。 彼の表情からもその気質は窺えるのだが、もっともそれを感じるのは、彼の寝相からである。 彼は何かに顔を擦り付けていると安心できるらしい。以前は妻に添い寝してもらい、おっぱいを咥えながらに寝た夜もあった。最近…

聖徳太子

「でね、今日お迎えに行った時にバス停でね」 「パパ、あのさー、きいてきいてー」 女子たちはほんとうにお喋りが大好きだ。我が家の女性陣もその例にもれない。昨日久しぶりに出社した後に家に帰ると、ふたりが奪い合うように私に向かって話しかけてきた。 …

寝返りクリア

息子がついに自分だけで寝返りをした。 今日でちょうど生後五ヶ月になる。娘の寝返りもこれくらいのタイミングだったので、発達の目安というのはなかなか信頼できるらしい。 数日前から惜しいところまでいっていたが、ひっくり返ってからの腕の引き抜きがで…

病める時も、健やかなる時も

私はいい妻をもったな、と改めて思った。 昨日、在宅勤務をしていた昼食の際にである。最近職場で私の表情が暗いからと課長が面談してくれることになった。そのことを妻に告げたときだ。在宅中もため息ばかりだったので妻も気づいていただろう。なにより私は…

近づくステイホームの限界

結局昨日までの週末も一歩も外に出なかった。 誇張ではなく本当に一歩も出なかったのだ。そして妻と真剣に話していた。「ステイホームもそろそろ限界に近づいているよね・・」と。 娘も外で遊んだ方が楽しいし、妻も本来なら週末くらいお出かけがしたいだろ…

武器よさらば

ヘミングウェイ『武器よさらば』を読了した。 英文学を連続して読んだ反動から、米文学が読みたくなった。真っ先に浮かんだのがヘミングウェイである。彼の著書を読むのは5冊目だ。 戦争ものの長編ということで、これまで読むのを躊躇していたのだが、読んで…

マジデジマ

「パパ、マジデジマって、いわないでね!」 娘が出し抜けに言ってきた。「ちょっとへんだよーって、きのうママにおこられたから」 私の真似をして注意されたのだろう。私は普段からついつい変なことを口走ってしまう癖がある。いわば親父ギャグだ。実家の父…

お年玉貯金

少し前に娘にお年玉をあげた。 ピカピカの百円玉を五枚。それまで娘には本物のお金を触らせてなかったので、えらく感動していた。オモチャのお金は結構ガサツに扱うのに、そのお金は大切に空き缶にしまっていた。 そして今日、妻がキャラクターのついた貯金…

緊急事態下での出社

今日は年越し後初の出社だった。 大阪にも緊急事態宣言が出たと言うのに、通勤電車の人の数が前と変わっておらず、驚いた。まあ、私も人のことは言えないわけだけれど。 やはり「7割」などという言い訳の余地を残しているからこうなる。今日課長と話した際も…

世界の入口

仕事がキツいと普段よりも本が読みたくなる。 きっとなにかしら私の欠けてしまった要素を、それらの養分が補ってくれているのであろう。 まだ読んでいる途中の本があるというのに、仕事終わりには次に読む本をネットで探す毎日。どちらの本も結局はいずれ読…

残り3割

ここ最近、息子の表情がさらに豊かになった。 もうすぐで生後五か月となる。顔をみるたび癒される。社会全体が薄暗い今だから尚更だ。 下がり眉につぶらな瞳。そんな彼はキョトン顔がデフォルトになっている。ただあるときから私たちがのぞき込むと大きく笑…

ノイズキャンセリング

今日は朝からドナドナが頭の中で流れていた。 ついに連休が完全に終わる。正真正銘、紛うなき日常が、明日から再開されてしまうのだ。 しかし、不思議と今の心は凪いでいる。 夕食時にテレビを見ていて少し楽しい気持ちになったからだ。偶然に過ぎないのだが…

惑わせの森

キャンプをはって三日目の朝となった。 近くで流れる小川のせせらぎが聞こえてくる。見上げると、木々の梢から日光が差し込み、捉えた右目をしばし真っ白な膜で覆った。 テントから這い出て靴を履き、足を踏み出すと、パキパキと枯れ枝が音を鳴らした。二歩…

そのときは思いもよらぬ早さで

数日経っても拭えない感覚がある。 娘が私の元から巣立っていく感覚だ。連休の最終日、私たちは公園に出かけた。最後に娘と思いっきり遊ぼうと、私は張り切っていたのだ。 公園は平日だというのに子どもたちで溢れ返っていた。幼稚園が再開する前だったので…

休日の尊さ

現実に戻されるのはこんなにも早いものか。 二日間働いただけで、すっかり地上へと引き戻されてしまった。仕事始め初日、戦々恐々としながら溜まったメールBOXを開くと、年末よりも更に状況が悪化していることを知らされる。 どうやら私が一足早く連休に入っ…

今日から仕事復帰

「ぱぱ、ここは?」「仕事」「ここは?」「仕事」「ここは?」「ここからは、休み休み休み」「じゃここからは?」「仕事仕事仕事仕事、休み休み」「ここは?」「仕事仕事仕事仕事仕事、休み休み」「え~!おしごとばっかりじゃん!」「そ~なんだよ~!!」 …

二都物語

ディケンズの『二都物語』を読了した。私にとってディケンズ三作目である。今作も彼の代表作で、全世界で二億冊売れているらしい。 結論からいえば、今作も『大いなる遺産』と同じレベルでとても面白かった。前回読んだ『オリヴァー・ツイスト』が私的にはい…

新しい仲間たち

新しい電化製品が届くとワクワクする。昨日は2つの電化製品が我が家に到着した。 ひとつめは炊飯器。これまでは妻が独身時代から使っているものをしぶとく使い続けていたが、そろそろ買い替えが必要になっていた。 Amazonのセールで良さげな製品が年末価格よ…

凧揚げと冒険

そろそろ人間の生活に戻らなければ。 私と妻はそのように意を決し、昨日の午後、ついにその重たい腰を持ち上げた。聞くところによれば、世の中には四日から仕事復帰をされたり、更には正月休みすらとられない高貴な方々もおられるらしい。本当に頭の下がる思…

リモート家族新年会

父親の提案でリモート家族新年会をした。 ZOOMを使い4つの拠点から兄弟含め4家族で参加した。年末に一度接続のテストをしていたので、つつがなく接続でき、会が始まった。 前回のテストの時と同様、5歳の従兄弟ちゃんと4歳の娘が、大声で会話をしはじめ、終…

アナログな時間

昨日はほとんどテレビをつけなかった。 そればかりか普段なら流す音楽さえも。意図してそうしていたわけではないのだが、静かで落ち着いた雰囲気が妙に気に入り、結局は夕食後に娘がつけるまでスイッチを入れなかった。 そのぶん、いつもにも増して家族と顔…