いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

色鉛筆でお絵描き

色鉛筆で色を重ねて描くのは楽しい。

 

我が家には72色の色鉛筆がある。実家の母に、家篭り用アイテムとしてプレゼントした際、妻も欲しいと同じものを購入したのだ。

 

普段は彼女が塗り絵で使っているのだが、昨日はなんだか私が無性に絵が描きたくなり、娘の自由帳を貸してもらい、食卓で描き始めた。

 

すぐに娘と妻も参戦する。皆が皆、好きなものを自由に描いていった。私は初め家族写真の模写を、その後は空想のモンスターを描いた。

 

1色の線だけで描くと普通に見える絵も、2色、3色と配色も考えながらに線を重ねていくと、なんだか段々“それっぽく”なっていく。その“ぽさ”が心地よくて、5枚くらいの絵を描き上げた。

 

妻はキャラクターちっくなデフォルメされた絵が上手く、娘は子供らしい思い切りの良い絵を量産する。皆それぞれに個性があって、描き上げるたびに互いに見せ合うのが楽しかった。

 

芸術生やら創造性は皆無な私だが、真っ白な紙に何かを生み出していく作業は少しワクワクした。普段では使わない部分の脳を使っているようで、新鮮な快感を抱くことができた。