いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

産業医との面談

今日は業務の途中に産業医との面談があった。 先月から続いて2回目である。我が社では月の残業時間が基準値を連続で超えると、このように産業医との面談が強制的にセットされる。 2回目なので前回のように驚きはしなかったが、改めて思う。なんとも形式的で…

ピクミンのいる生活

息子はかわいい盛りである。 ちょこちょこ動き回ったり、しげしげと絵本を眺めたり。テレビを見てダンスを真似してみたり、おもちゃで試すように遊んでみたり。 何か思うことがあれば、アウアウ声を出して、その姿はまるでピクミンのようだ。妻が最近アプリ…

最寄りの市民プール

妻の提案で今日は市民プールに行ってきた。 娘にバタ脚の練習をさせたいし、私にもダイエットのため運動をしてほしい、という理由からだ。 最寄りの市民プールなのだが、隣の市のプールである。市外の人は利用料が2倍になる。それでも安いからいいのだが、府…

はじめての魚釣り

お魚釣りに行ってみたい。 そう娘が言うもんだから、早起きして近所の釣り堀に家族で行ってきた。本当は川にでも行きたいところだが、私自身も数える程しか釣りの経験がない。 初心者なので、餌釣りを選び、竿やら網をレンタルした。さっそく子供優先エリア…

締め付けられる心の痛み

昨夜のことにはなるが、日々の記録として、この胸の痛みを、ちゃんとここにも書き記しておきたい。 就寝前、妻とソファに座り話をした。娘はすでに寝室でひとり寝息を立てており、息子は部屋の隅でひとり遊びに興じてくれていた。 話題は日中にあった幼稚園…

連休明けのツケ払い

連休明けのツケを存分に取らされた一日だった。 こんなに大変な思いをするくらいなら休みなんて取らなきゃよかった。…とまでは思わなかったので、休みを取った決断は間違ってなかったのだろう。 まだ明日からも苦行は続くが、週を跨げばそれはもう連休の借金…

検査結果

切除した大腸ポリープの検査結果を聞いてきた。 問題なし。細胞検査の結果、良性のポリープだったそうだ。これで通院も終了。妻も安心させられた。 人間ドックで再検査を指示され、大腸カメラをしにいったらポリープが複数見つかり、大きなポリープは総合病…

オーギー・レンのクリスマス・ストーリー

ポール・オースターの『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』読了。挿絵はタダジュンである。 既に読んだことがある作品であったが、素敵な絵本に生まれ変わったということで我慢できずに購入してしまった。実際に手に取ると、所有する喜びを十全に満た…

おうち

二日ぶりとなる活字が身体に染み込んでいった。 雨のなか娘を幼稚園のバス停まで見送った後は、リビングで眠る妻と息子を起こさぬよう、寝室でひとり読書に勤しんだ。 パラパラとページを捲る感覚が心地よく、リズム良く飛び込んでくる言葉たちを喜びと共に…

双龍図

建仁寺の双龍図を実際に見てきた。 圧倒されてしまった。巨大な法堂の天井に描かれている。法堂の中央には黄金の仏像も鎮座しているのだが、誰もそっちを向いていなかった。誰しもが天井を見上げ、目を見開いていた。 絵画のことはまったくわからないのだが…

京都に泊まる

お団子頭の娘が鴨川に向かって小石を投げている。 水面はキラキラと陽の光を反射させ、流れる川の明朗な音は、都会の喧騒をかき消してくれている。 私はベビーカーに座る息子と共に、河原で遊ぶ妻と娘を見下ろしていた。ゆっくりと流れる時間の中にいる。そ…

5連休の前夜

明日から図らずとも5連休だ。 会社の一斉休暇に従い飛び石連休を年休で埋め、連休明けの水曜日も通院を理由に年休を取った。あっというまに、5連休のできあがりである。 そんな明日は京都のホテルを予約している。 せっかくの連休なので泊まりでどこかに行こ…

マッキンゼーで叩き込まれた「問い」の力

大嶋祥誉の著書『マッキンゼーで叩き込まれた「問い」の力』を読了した。久々に読む実用書である。 本屋で平積みされており目についたので購入して読んだ。転職活動でコンサル業界についても調べていた時期があったので、興味を惹かれたのだ。 マッキンゼー…

湯船からの眺め

娘が曇ったレンズのカメラを覗いている。 久しぶりに湯船を溜め、水中カメラを持ち込んだのだ。その先には両手にオモチャを掴んだ息子が立っている。今日は子供ふたりとお風呂に入っていた。 娘は「かわいいなあ」と言いながら、息子にカメラを向け追いかけ…

菅田将暉の結婚

菅田将暉が結婚した。 数年前にラジオを聴き始めてから彼のことが好きになった。以来、映画やドラマ、楽曲等、目についたものは好んで摂取するようになった。もちろんラジオはいまでも毎週聴き続けている。 そんな彼がこのたび結婚し、世間で言われているこ…

国宝

吉田修一の『国宝』を読了した。文庫化されるのを長らく待ち焦がれていた作品だ。賞も複数受賞し、作者の新たな代表作として称賛する声も多かった。 読んでみると確かに面白く、主人公の生涯を通じて歌舞伎という奇特な世界に触れることができた。ただ、新境…

蕎麦を啜る

啜る、という行為自体が気持ちよい。 こんなにも堂々と音を立ててもいい食べ方が他にあるだろうか。汁を絡めて豪快に麺を啜る。そこで立つ音までもなんだか美味しく感じられるのだった。 朝起きたら、蕎麦の口になっていた。 近所にある蕎麦屋の、醤油ベース…

退院

予定通り、一泊で病院を退院した。 そもそもが万が一に備えての入院だったので、これで当たり前なのだが、それでも、病院を出て外気に触れたときには一定の開放感を覚えた。 今回切除したポリープは検査に回され、後日またその結果を聞きにこなければならな…

手術入院

見知らぬ、天井。 投薬された鎮静剤のせいか、まだ少し頭がぼんやりとしている。だけど今自分がどこにいるかについては流石に見失っていない。ここは病院のベッドだ。 右側の手すりにつけられたリモコンを操作し、上半身をベッドごと起こす。こんなに便利な…

入院前夜

明日から入院する。 大腸で発見された大きなポリープの切除手術を受けるのだ。術後に出血の恐れがあるため一泊入院する予定である。 そのため今日はいつもよりは早く仕事を切り上げ、すぐに夕食を済ませ、いましがた前日分の下剤を飲んだところだ。明日、昼…

久々出社とフリスビー

フリスビーは投げる側のうまさが問われる。 今夜娘とフリスビーで遊んでいて、そのことを改めて実感していた。幼稚園からもらった柔らかいフリスビーを、家の廊下で娘と投げ合っていたのだ。 最初はお互いにまったく掴めなかったが、しばらくすると娘が連続…

参勤交代

めんどくさい。 明日約2ヶ月ぶりに出社するのだ。最近は開き直って在宅勤務を決め込んでいたのだが、こればかりは仕方ない。年末調整の書類を提出しにいくのだ。 郵送でも対応できるが、そっちの方が面倒くさいし、確実に提出しないと損害が大きい。そんなわ…

統計学が最強の学問である

西内啓の『統計学が最強の学問である』を読了。ベストセラーとなったシリーズ1冊目だが、私はその続編の『実践編』の方を先に読んだ。その内容が自分にあっていたので、本著も続けて読んでみた。 結論から言えば、前回同様、最後まで興味を惹きつけられなが…

秋の夜長

この二日、日中は近所の緑地公園で過ごした。 天気に恵まれて、芝生の上でのんびりと子供たちと遊ぶのは癒された。広いので息子もある程度自由に歩かせられる。木の根などでたまに躓くが、繰り返すごとにオフロードでの歩行が上達していった。 偶然、隣のシ…

炭火焼肉

滴る肉汁、燃え上がる炎。トングを握る手が炙られ、火の粉を浴び顔も火照っている。久々の感覚。 もはや店で食べるのはいつぶりかも思い出せない。少なくとも息子を連れては初だ。今夜は七輪でいただく炭火焼肉店を訪れていた。 近所にありずっと行きたかっ…

仲睦まじいふたり

娘の後を息子が嬉しそうについていく。 娘は柔らかなボールを拾い上げ、息子にこれみよがしに見せた後、今度はリビングの方へとそれを放った。娘がふたたびボールを追いかけ、ワンテンポ遅れて、その後をきゃっきゃと息子が追いかける。 5歳の娘が1歳の息子…

壁に付ける

壁につける棚をまた設置した。 これまでもいくつか設置していたが、新たに3つ購入したので昨夜作業したのだ。無印良品製である。 壁に設置金具をつけて、そこに引っかけるようにして壁に棚を設置する。以前と同じ種類の棚を買ったのだが、設置金具が前よりも…

白桃茶

ルピシアで買った白桃茶を飲みながら今日を振り返ってみる。なんとも形容しがたい一日であった。 水曜日に祝日を置くなんて、なんともセンスの良い配置である。この休日のおかげで週の前半も頑張れたし、明日からの後半も走りきられるに違いない。 そのよう…

Wi-Fiルーターの買い替え

本日端末が届いたので業務終わりに設置した。 買い替えに至った理由は、先週あたりからリモートワーク中に切断することが度々起こったからだ。 ネット記事を調べ、性能の違いやルーターの選び方を把握したのち、我が家の用途に合致した1万円ほどのスタンダ…

BRUTUS特集:村上春樹

BRUTUS特集:村上春樹を読了した。上下巻で構成されており、私は上巻が発売され遅れること数日後に、やっとその存在を知った。 Amazonにて好きな作家名で検索をする。定期的にやっている行為だが、最近ではあまりできていなかった。久々に『村上春樹』で検索…