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文学パパが綴るかけがえのない日常

統計学が最強の学問である

西内啓の『統計学が最強の学問である』を読了。
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ベストセラーとなったシリーズ1冊目だが、私はその続編の『実践編』の方を先に読んだ。その内容が自分にあっていたので、本著も続けて読んでみた。

 

結論から言えば、前回同様、最後まで興味を惹きつけられながらに読み終えることができた。ただ本作はあくまで概要編、導入編のような位置づけであるため、前回の『実践編』と比べると上澄みだけを掬うような内容で、少々の物足りなさを感じた。

 

もしかすると本著から先に読んでいたら『実践編』にまで手を伸ばさなかったかもしれない。そう考えると、この順番で読んでよかったなと思う。

 

とはいえ、本著を読んでいても統計学に対する興味関心は深まり、あわよくば自分の武器にしてみたいという意欲は湧いた。使いこなせるようになれば、ビジネスのあらゆるシーンで、そして日常生活においても、多くの恩恵が得られるに違いない。

 

概要と全体像を抑えられた今、改めて『実践編』を読み返してみようと思っている。おそらくは初見で読んだときよりも、各単語や手法についての基礎知識が身についているので、理解がより深められるのではないかと期待している。

 

本シリーズは、既読の2冊以降にも『ビジネス編』と『数学編』が出版されている。『数学編』には正直興味を惹かれていないが、『ビジネス編』は内容によっては読んでみたいなと思っている。

 

なんにせよ、まずは『実践編』を再読してみて、統計学の実践における基礎を身体にしみこませたい。