いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

思いっきり、泥んこ遊び

ボーネルンドのプレイヴィルに一昨日行った。 公園内につくられた有料の遊び場で、他のボーネルンドの施設とは異なり、屋外のあそびゾーンが充実している。その日はラグビー観戦も面白かったのだが、午前中に行ったこちらでもたくさんの思い出がつくれた。入…

歴史的一戦を目の前で観た男

ラグビーW杯、アイルランド撃破の大金星。 私はそれを大型スクリーンの前で観戦していた。先週に引き続き、てんしばのファンゾーンに行っていたのだ。 午前中は会場に隣接したボーネルンドの施設で娘を遊ばせていた。しかし試合開始の1時間以上前から会場に…

飲み会と夜の卓球大会

昨日は仕事後に久しぶりに飲みに行った。 入社間もない頃にお世話になった先輩が大阪に戻ってきたことを祝して、元同僚たちで企画した「お帰りなさい会」だった。先輩とアラサーの男女6名が集まった。 会場は焼き肉店で、飲み会はとても盛り上がった。その先…

調整業務=脳の休み時間

外資系コンサルに転職した元同期とランチをした。 毎週のことだが、昨日はいつもとは違う店を訪れていた。その店はとても雰囲気がよく料理もおいしいのに、入り口が少し奥まったところにあるおかげで混み具合は程々に保たれ、ゆっくりと会話することができた…

めざせ自己改革(仮)

2019年度の上期が終わる。 私にとって、それはより良い形で終わった。自分が担ういくつかの施策のうち、メインとなる3つの施策がこの上期中に年間目標を達成したのである。 もちろん下期も更なる成果へと向けて取り組むわけなのだが、例えそこでなんの成果が…

ラジオ暮らし

ここのところ、通勤時はラジオばかりを聞いている。 贔屓しているHIPHOPユニットCreepy Nutsの『オールナイトニッポン』が始まって以来、深夜ラジオという文化に触れた。それ以降はその文化の楽しさにドップリとハマり、徐々に好きな番組も増えていった。 現…

【愛読書】幻影の書

ポール・オースターの『幻影の書』を再読した。この本はハードカバーで所有しているので、なかなか読み返しにくいのだが、ここ最近、会社では文庫本を、家ではハードカバーを読むスタイルが定着してきたので、この作品もその流れで読み返すことになった。 ポ…

パンツを履いたおねえさん

長く険しいと覚悟した旅路は、わずか数日で終わった。 トイレトレーニングの話である。先週末から本格的に始動し、その先の見えなさに絶望感すら抱いていたのだが、ふたを開けてみれば、これ以上ないほどスムーズにことが運んだ。 トレーニングを開始した3日…

にわかに沸き上がるラグビー熱

ラグビーW杯のパブリックビューイングに行ってきた。 清々しい青空の下、芝生の上にシートを敷いて試合を観戦した。『オーストラリアvsフィジー』の一戦だ。格下のフィジーが前半までリードするも、後半にはオーストラリアが地力の強さを見せ、見事に逆転す…

フラニーとズーイ

J.D.サリンジャーの『フラニーとズーイ』を再読した。この本は発売直後(2014年)に買って読み、それ以来2度目の読み返しだ。とあるネット記事で紹介されているのが目に止まり、久しぶりに読んでみたくなった。 翻訳をした村上春樹も語っているように、この…

秋が来た。

季節がめぐるのは早いものだ。 昨日、夜道を歩いていて秋の訪れを感じた。早足の私にぶつかってくる風はひんやりとしており、むき出しの腕には細かい鳥肌が立った。そろそろ半袖は終いだろう。 会社帰りに1駅分ウォーキングする習慣は今も続いている。ダイエ…

みんなで乗りきる繁忙期

ここのところ残業つづきだ。 年末にかけては忙しいので仕方ない。今週に入って定時で帰れた日は無く、今日も残業をしてくる予定である。 そんな中、家では妻がとても頑張ってくれている。私の残業により、ただでさえ娘をひとりで世話する時間が増えて大変な…

バチェラー3に救われた話

昨日は会社を抜けて友人とランチを食べた。 彼が転職して以来、毎週続けている習慣だ。週に一度、会社以外の人と会話できる機会があるのはとても有難いことだ。もともと仲の良い同期だったので、気の置けない会話が楽しめる。 しかし昨日においては二人とも…

トイレトレーニングは難しい

トイトレとは長く険しい道である。 この週末でそのことを改めて痛感した。幼稚園の説明会で、オムツではなくパンツで通園させるよう言われた。それによりオムツ卒業の明確な目標が定まった。来年4月までに娘にトイレ作法を習得させなければならない。 しかも…

『進撃の巨人』読み返し

漫画『進撃の巨人』を1巻から最新巻まで読み返した。 連載10周年キャンペーンとして、電子書店で99%オフになっていたのだ。1巻から28巻までが無料、最新29巻は100円で購入できた。なんという太っ腹だろう。 妻も以前まとめ読みをした時からこの作品のファン…

隣同士に肩寄せ合って

向かいにではなく、私たちは隣合って座った。 スイーツを食べに入ったカフェでの一幕だ。テーブルの片側には2脚の椅子が、その向かいにはソファが置かれていた。私たちはふたりともソファの方に腰掛けた。娘を乗せたベビーカーをテーブルの横に寄せる。娘は…

舞台女優

金曜の夜は華やかに舞いたい気持ちになる。 その爽やかな旋風は娘をも巻き込み、いつしか家の中には陽気な雰囲気が形成される。昨日の夜もそうだった。 私はその開放感から伸び伸びと踊った。比喩ではなく実際に。娘が見ていたライオンキングの挿入歌に乗せ…

遠い太鼓

村上春樹の『遠い太鼓』を読了した。彼が30代後半において約3年間ヨーロッパに住んだときの記録である。エッセイであり旅行記だ。私は他の小説と並行しながらこの本をちびちびと読み進めていった。 村上は他にも多くの旅行記を書いているが、中でもこの本の…

どんな色が好き?

「どんないろ~がっき♪」 娘がメロディに乗せて聞いてきた。彼女の手元には16色のクレヨンがあり、それをこちらに見せてくる。 「赤」 「あかいいろ~がっき♪」 そう歌いながら娘は、赤いクレヨンをひょいとケースから取り出しマットレスの上に置く。あどけ…

その1日をどう捉えるか

湯船に浸かりながらふと思った。 娘は毎日が楽しそうだなぁということを。彼女は最近買ってもらった自分用の小さな手桶で、ばしゃばしゃと私にお湯をかけて笑っていた。 その笑顔は毎日同じように屈託がなくて、見ているこっちまで楽しくなってしまう笑顔だ…

心を鬼にしてというけれど

娘のわがままが目に余るようになってきた。 基本的には良い娘なのだが、テンションが上がりすぎたとき等になかなか言うことを聞いてくれない。もう3歳になったことだし、本人の為にもしっかりと躾を身につけさせてあげたいと思った。 これまでは妻が叱り役で…

カマキリを巡る冒険

昨日、無性に娘と虫取りに行きたくなった。 きっかけはふたつあった。ひとつは、前日マンションの廊下でカマキリを見つけたことだ。妻が見つけ娘に教えると、彼女は興味津々な様子でそれを観察していた。 さすがに触るのは怖がっていたが、その一挙手一投足…

はじめてのシルバニアファミリー

シルバニアファミリーを娘に買ってあげた。 3歳の誕生日プレゼントとしてだ。売り場の前ではどのハウスを買うかで私たちは時間をかけて意識合わせをした。妻はこのシリーズの定番『赤い屋根のお家』を推していたのだが、最終的には娘の意思が尊重された。 娘…

卒業、アンパンマンミュージアム

昨日行ったアンパンマンミュージアムの話。 1年ぶりに館内に入ったが、娘は予想していた通りに楽しんでくれた。私たちは娘についてまわり、時間を見ながら計画的にイベントを楽しんだ。私たちもこれで来るのは3回目なので、勝手は充分に心得ていた。 金曜日…

3歳の誕生日

今日は娘の3歳の誕生日だ。 思えば、この日を休むために、この1週間の仕事を頑張っていたと言っても過言ではない。昨日も主催する打合せを上々に纏め上げ結論を出し、時間外では来週月曜に部門長へ報告する資料を完成させた。 また今週中に人事に提出すべき…

劇場

又吉直樹の『劇場』を読み終わった。芥川賞作家の2作目の小説だ。最後まで一気に読めた。静かに幕が上がり、後半になるにつれて盛り上がる、まさに舞台のような作品だった。 主人公は演劇に取り憑かれたしがないダメ男で、その恋人との恋愛模様が物語の中心…

優しさのバトン

夏休みが終わり、久しぶりにプレ幼稚園に行った娘。 妻の話を聞くかぎり、いつも通りに楽しんでいたようだ。誕生月なので皆にハッピーバースデーを歌ってもらった際には、可愛らしいハニカミを見せて、周囲のママさんたちを笑顔にさせていたらしい。 娘に幼…

防衛本能との闘い

人間には防衛本能というものがある。 危険が迫っていたら身構える。当然の反応だ。それなのに、それをするなと言われるならば阿呆になるしか道は残っていない。「危険が迫っている」という事実を阿呆になって頭から追い出すのだ。 しかし、そう簡単な話では…

ロング・グッドバイ

レイモンド・チャンドラー著『ロング・グッドバイ』を再読した。これで3度目の読み返しとなる。言わずとしれた名作だ。この前に別のチャンドラー作品を読んだことで、また読み返したくなったので手にとった。私立探偵フィリップ・マーロウものの第6作だ。 こ…

スペシャルステージふたたび

『おかあさんといっしょスペシャルステージ』を観に大阪城ホールに行ってきた。去年に続き2年連続となる。 開場前に撮影ブースで記念写真を撮った。去年と同様、娘には妻が手作りしたチョロミーとお揃いの服を着せていた。ペンダントに加え、今年は耳が付い…