いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

そばの蕎麦屋

娘からしてみれば、今日もいつもと変わらない。 子どもは暦なんて知らないし、関係ない。1年が終わるというこの日も、彼女にとっては「あぁ、今日もパパがいる日か」くらいにしか思っていないだろう。 私もそんな彼女に賛同する。大晦日であってもいつもと変…

憧れの本棚

自分だけの本棚。それは本好きにとっての聖域であり、ロマンだ。 今年、サンタさんが私にくれたのは寝室用の本棚であった。マイホームを持って以来、そこに自分だけの本棚を置くのが私の夢であった。 たくさんのカタログの中から、妻と一緒に探した。壁一面…

金曜から夜ふかし

冬休み初日から妻と夜更かしをしてしまった。 夜更かしというレベルではない。もはや徹夜だ。娘が寝静まった後、なんと朝の6時過ぎまでふたりでゲーム(モンハン)をしてしまったのだ。 小さな子をもつ親としては恥ずべき行為であろう。ただ、だからと言って…

冬休みの到来

今日から10連休に入った。昨日、一日早く2018年の仕事納めをしたのだ。 朝はゆっくりと起き、妻はひとりネイルに出かけた。その間、私は娘とおままごとをしながら過ごした。 娘は私を寝室のベッドに座らせ、リビングのキッチン台で作った朝食を、お盆に乗せ…

娘に聞いてみたい事

娘に聞いてみたい事がある。 「なぜいつも私にはバイキンマンなの?」という事だ。 たとえば、娘の大好きなアンパンマンラムネを食べている時。娘は袋の半分くらいを食べると少し満足し、私や妻に一粒わけてくれることがある。 ラムネはそれぞれにキャラクタ…

和室に軟禁

娘に軟禁された。自宅の和室にである。 連休明けの最初の平日にはよくあることだが、昨日も私が会社から帰ると、娘がべったりと甘えてきた。休日中ずっと一緒にいた反動だろう。 当然私も悪い気はしない。娘を程よくいなしながら服を着替え、皆で夕食をとり…

クリスマス・ディナー

昨日は自宅でクリスマス・ディナーを食べた。 生ハムの乗ったクラッカー。こんがり焼いたチキンの手羽先。ポテトサラダはツリーのように盛り付けられ、各自の前にはカボチャスープも置かれていた。 メインは妻が結婚式の二次会ビンゴで当てた『松阪牛』。贅…

サンタさんからのプレゼント

二日早いサンタさんだった。 ただ、慌てん坊なわけではない。きっと今年のカレンダーを見て空気を読んでくれたのだろう。三連休の真ん中の夜に、娘にプレゼントを届けてくれた。 朝起きると、リビングに置かれた小さなツリーの横にプレゼントが並べられてい…

あべのハルカス

昨日は家族とあべのハルカスに行ってきた。 展望台の割引券を貰ったので、クリスマスで賑わう街の雰囲気を味わうためにも行くことにしたのだ。 遅めの朝食を食べ、電車に乗った。その途中、娘は早くも昼寝に入った。そのため目的地に到着すると、まずは妻と…

転職する者、しない者

転職を悩む仲の良い同期と飲んできた。 仕事後に梅田で落ち合う。ふたりだけで会うのは本当に久しぶりだった。彼の勧めで近くの居酒屋に入る。 さっそくざっくばらんな会話が始まった。彼の転職先のこと。転職活動のこと。今のそれぞれの部署のこと。そして…

最強のスクラム

昨日はヘトヘトで帰宅した。年末だからこそ言えることだが、2018年でもっとも仕事が忙しい日だった。 家に帰り着くと、その疲労感と妙なワーカーズ・ハイで、とにかく不安定なテンションだった。妻と娘はいつものように向かえてくれたのだが、私の反応はとに…

ノー残業デイ

うちの会社は水曜と金曜がノー残業デイだ。 そのため昨日は定時で帰宅した。年末に向けて仕事が立て込んでいるので、今週はじめての定時退社となった。 こういう忙しいときのノー残業デイは本当にありがたい。仕事一色に染まりかけた生活を、一度リフレッシ…

キムタクの話

我が家のキムタクの話だ。 というのも、娘の口癖のひとつが「ちょ、まてよ」なのである。言わずと知れたキムタクの代名詞的セリフだ。 かれこれ娘が言い出してからずいぶん経つ。多いときには一日に何度も口にする。もはや本家のキムタクよりもその機会は多…

外を見る目と外からの目

会社で外部講師を招いての講話があった。 講師はうちの業界に詳しいコンサルタントの社長で、ここ1年弱にあった実例を挙げながら、その背景にある世界的情勢の変化を紐解いて説明してくれた。 とても刺激的な話だった。一つひとつのニュースは知っていたもの…

人形遊び

娘はよく人形遊びをする。昨日も家の中で遊んでいた。 連れていたのは、チャーリーブラウン、ステラちゃん、マイメロちゃん、トトロの4人。紙袋に入れたり、抱きかかえたりしながら、彼らをいろんなところへ連れ回していた。 すべり台から滑らせたり、ジャン…

クリスマスパーティと転職の話

昨日は会社の同期家族とクリスマスパーティをした。 場所は主催者のタワーマンションにおけるパーティルーム。宅配ピザや寿司を注文し、ケーキやお酒を買って集まった。テーブルにはお手製のピクルスや、色合い豊かなサラダなども並べられた。 参加者はいつ…

TUGUMI

吉本ばななの『TUGUMI』を読了した。吉本ばななの作品はこれまでに4作読んでおり、小説としては3作目となる。『キッチン』と『デッドエンドの思い出』を遙か昔の学生時代に読んだ。 いずれの作品も、物語の内容は全くもって覚えていないのだが、「とにかく読…

しゃべれない父、しゃべれる娘

声がでなくなってしまった。 半分は誇張で、半分は事実だ。風邪の菌たちが喉への一斉放火をはじめたのか、喉に激痛が走っている。 昨日はとにかく会社でツラかった。思うように喋られないということが、ここまで仕事に支障をきたすとは。 しかも木曜は自分主…

忘年会での戦利品

昨日は会社の忘年会があった。 今の部署はとにかく所属人数が多いので、担当単位で忘年会を行うらしい。そのため昨日は20人ほどで集まりこじんまりと飲んだ。 当然気の知れたメンバーばかりなので楽しかった。風邪が鼻水から喉にうつってきた関係で声が出し…

リアル・モンスターハンター

今回はゲームの話ではない。現実世界で起きた昨日の出来事だ。 つんざくような妻の悲鳴が、その夜の我が家の平穏を吹き飛ばした。寝室で娘と遊んでいた私は、驚いてリビングへと向かう。 「パパ・・・あ、あれ」 怯えきった妻が弱々しく指さしたその先には、…

かくれんぼ

昨日は月曜にしては珍しく定時で帰った。ボーナス支給日のため残業の自粛日だったのだ。 スーパーでポカリを買い、家に帰った。娘の風邪はだいぶ良くなったようで、前日よりも更に元気そうだった。 「ぱぱ、あ~しょ~ぼ!」 夕食後にいつものお誘いがあった…

くしゃみ鼻水

娘が風邪気味になってしまった。 おそらくはUSJで遊んで疲れている中で、週末の急な冷え込みを向かえたからだろう。 熱はなく、機嫌も良く、相変わらず元気なのだが、くしゃみと鼻水がでている。昨日も起きてすぐは鼻が詰まっていたのか、たいそう呼吸がしづ…

得意げ

娘はよく得意げになる。私に性格が似ているのだ。 昨日もお絵描きを褒めているときに、そんな娘がひょっこりと顔をだした。 「えっ、すごい!これ描いたの?」 「うん、これぜんぶ、○○ちゃん、かいたの」 娘は“得意げモード”になると、嬉しさを抑えようとポ…

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

昨日は会社をお休みし、家族でユニバに行ってきた。 去年の2月に妻友ファミリーと一緒に行って以来、娘は2度目のUSJとなる。そのときまだ1歳半だった娘は、キャラクター達のことをほぼ知らない状態だった。 しかし今回は違う。ミニオン、キティちゃん、スヌ…

そんたく

テレビに妻夫木と櫻井と岡田が出ていた。 イケメン揃い、なんとも豪華な番組だ。妻はテレビの前でかぶりつき、娘もそれにならい画面を見つめていた。 私はふと思いたち、画面に顔を近づけ娘に聞いてみた。 「パパとこの3人、誰が1番カッコいい?」 「ん〜、…

娘のクリスマスプレゼントが決まらない

タイトルで書いた通りである。 何かオモチャを買ってあげよう、というとこまでは決まっているのだが、その先がなかなか決まらないのだ。 日常生活において、私たちはあまり娘にオモチャを買い与える習慣がない。 というのも、じぃじやばぁばが訪問されるたび…

テントごっこ

最近娘とよくする遊びがある。私は『テントごっこ』と名前を付けている。 クイーンサイズの掛け布団をテントに見立て、その中に娘と潜り込むのだ。 二人で寝そべった状態で私が片手を上げ支柱をつくると、中にはテントのような空間ができる。掛け布団が透け…

娘の優しさ

娘は私に手加減がない。 昨日も、遊びながらにパチパチと身体を叩かれ、お風呂においては顔面にバシャバシャと水を喰らわされた。 当然それは、そのジャレ合いを私自身も楽しんでいるからだし、娘がパパのことを『どんなワンパクも受け止めてくれる相手』だ…

公園のフチ子さん

昨日は娘とふたりで公園で遊んだ。 妻は私の提案によりひとりショッピングへ。オシャレな装いで嬉しそうに出かけていくのを見送った。なんでも高校時代の友人とも会えるようで、その表情はキラキラと輝いていた。 私たちは近所の大きな公園へ。娘は砂場遊び…

何でもないような休日

昨日は、隣町の子育て支援センターに行ってきた。 正確には隣の隣の隣町。妻と娘と自転車で向かった。 マンションを出発し、これまで行ったことのある区域を抜け、未開の地へ。なんだかモンハンの探索みたいだね、と妻と笑い合った。 隣の隣町は、ニュータウ…