いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

サンタさんからのプレゼント

二日早いサンタさんだった。

 

ただ、慌てん坊なわけではない。きっと今年のカレンダーを見て空気を読んでくれたのだろう。三連休の真ん中の夜に、娘にプレゼントを届けてくれた。

 

朝起きると、リビングに置かれた小さなツリーの横にプレゼントが並べられていた。

 

娘は起きたばかりで目をしぱしぱさせている。一度はぼんやりとプレゼント辺りを眺めたものの、まだ眠いのか私にしがみついてきた。

 

しばらくすると、もそもそと顔をもちあげた娘。手の甲で瞼を擦りながら、ふたたびプレゼントの方に顔を向ける。指をさすので彼女の元にプレゼントを引き寄せると、「あけてぇ」と甘えた声で頼んできた。

 

まずは小さな包みの方を開ける。中にはミニオンのかるたが入っていた。きっとサンタさんがおまけで付けてくれたのだろう。娘は「うわぁ、みにおんだ!」と嬉しそうな声を上げていた。

 

まだ娘は文字が読めないので、絵札の方だけを渡してあげる。大好きなキャラクター達が描かれた絵札を、娘はしばし思うがままに並べていた。

 

次は遂にメインのプレゼントだ。大きな包み紙を開けると、中には娘の大好きな電車のオモチャが入っていた。

 

ブリキ製で温もりのあるデザイン。レールを繋げて遊べるようだ。電車には人形や動物も乗せることができる。

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そんなわけで、昨日娘は一日中もらったオモチャ達で遊んでいた。そしてそれは、今日朝起きてからも続いた。

 

電車のオモチャが特に気に入ったようで、飽きることなくレールの上を走らせていた。「しゅしゅ、ぽっぽ」と口ずさみながら、動物たちにもいろいろと話しかけているようだった。

 

もっとレールを繋げられたら面白いだろう。また少ししたら別のセットを買い足してあげようかと、早くも妻と話していた。

 

さて、今夜は注文していたケーキとお肉でお祝いだ。クリスマス気分はまだまだ続く。

 

このまま年末休みに入ってしまえばいいのに、なんて。きっと今頃、どこの家族も思っていることだろう。