いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

誕生日後に増えるもの

子供の誕生日が過ぎると増えるものがある。

 

それはオモチャだ。そしてそれは必然的に、後片付けをする対象が増えるということでもある。

 

在宅勤務が終わり、一息ついてリビングのソファに座ろうとして驚いた。息子に誕生日で与えたプレゼント達が、リビング一面の床に散乱していたのだ。

 

その散らかしっぷりは実に見事であった。車のおもちゃたちは部品が分けられ散らばっており、ブロックたちはその全てが収納ボックスから出され、カーペットの上で所せましとひしめきあっていた。

 

当然、1歳になりたての息子では片付けられないし、娘も今日は早くに就寝していた。仕方ないので妻と一緒に片付けはじめる。オモチャが増える分、こうやってそれを拾い上げる時間も増えるのだ。

 

それでもきっとそのぶん子供たちの笑顔と経験も増えている。そう期待してオモチャを与えたわけなのだから、我々はそれを受け入れなければならない。

 

娘がやっと自分でお片づけができるようになってきたので、ここまで大量のオモチャを片付けるのは久しぶりのことだった。ふたりめで、もう一周だな。