いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

息子3歳の誕生日

目覚めるのは息子が一番ゆっくりだった。

 

全員が起きると子供らに朝食を食べさせながら、お祝いに向けた飾り付けをし始めた。プレゼントは昨日オモチャ屋さんに行って買ってきている。

 

朝食を食べ終わると飾り付けをした壁の前で写真撮影をした。去年はテーブルの上に乗るのを怖がっていた息子も、今年はひとりで座ることができていて、そういう点でもこの1年の成長を見てとることができた。

 

撮影を終えるとさっそくプレゼントを開けたがった。昨日買ったのはスヌーピーのボールハウスだ。

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思いのほかしっかりした作りをしていて安定感があった。さらには設置も簡単で、すぐに子供らはハウスの中に入ってボールで満たして遊んでいた。

 

その後、予定ではみんなでケーキ屋さんに行くつもりだったが、子供らがハウスから離れたがらなかったので私だけで買いに行くことにした。それぞれが好きそうなケーキを選び、ロウソクと誕生日プレートももらって家に帰った。

 

帰宅すると、娘と息子が早くもハウスの中で生活を営んでいた。想像していた以上に嬉しそうだ。元々ままごとやお家ごっこも好きだったので、今後も長く活躍してくれそうである。

 

小腹が空いた頃にケーキを食べた。3本のロウソクに火をつけると、今年は自力ですべての火を吹き消した。ショートケーキは半分ほどしか食べなかったが、とても美味しそうに頬張っていた。

 

ケーキの消化を待って、夕方からベランダプールに入った。朝から水を張っていたので、水温はちょうど良くなっていた。西陽をシェード越しに浴びながら、子供ふたりと楽しく水遊びをした。

 

特に息子は「プールたのしい」とはしゃいでいて、良い誕生日を過ごさせてあげていることを喜ばしく思った。小1時間ほどでプールからは上がった。

 

夕食までの間、ふたたび子供たちはボールハウスで遊んでいた。私はプールの疲れからかソファで寝てしまった。子供らに起こされると、取り返すようにジェットコースター遊びをやってあげた。私がとにかくキツい遊びだが、子供たちは大喜びしてくれる。

 

夕食は妻が息子が好きな物をたくさん作ってくれた。それをみんなで美味しく頂き、お風呂に入った後も息子とボール遊びをして、誕生日を締め括った。

 

息子自身も3歳になったことを認識しているようで、どこか誇らしそうだった。またこれからどんどんとヤンチャになっていくのだろうが、来年もまた笑顔でこの日を祝えたら、それ以上に望むことはないだろう。