いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

蝉の抜け殻を眺めて

今日の午後は暇だったので娘と公園に行った。 幸い日が翳っていて比較的過ごしやすかった。とはいえ妻から聞いていたとおり公園に子供たちの姿は少なかった。連日暑い日が続いていたからだろう。 娘は久しぶりに自転車を走らせ楽しそうだった。公園に向かう…

九九を覚え始める

娘が九九の歌を覚え始めた。 ポケモンの九九の歌があり、それがきっかけのようだ。妻もせっかくなので浴室に九九の表を貼り、お風呂の度に娘はその表を見ながら歌っている。 一の段は当然ながらにすぐに習得し、今日は五の段を覚えさせた。なんども暗唱させ…

初めての奈良健康ランド

今日は朝から電車移動して奈良健康ランドへ。 子供向けの室内遊具とプール、温泉のある施設である。わりと辺鄙なところにあるので、もしかしたら穴場かもしらないと、妻が見つけてくれたスポットだ。 行きしなの電車も乗客が少なく、優雅に座りながら窓から…

コロナ明けの週を乗り切る

今週はコロナ明けの週だった。 1週間かけて完全回復したようなものだ。ただ仕事の方は順調に進み、部下たちの能力や性格も把握し、だいぶうまく動かせるようになった。 自分ができる範囲の業務という前提にはなるが、その範囲内であれば、部下をうまく活用す…

仕事の糧

現在は合計3つの提案案件に携わっている。 それぞれ部下が異なるのだが、その中のひとりが今日、少し前に指示していた仕事の報告をくれて、それが想像を超えたなかなか立派な内容だった。 2度の指示を与え、軌道修正やアドバイスをしたものの、その全てがし…

指導に頭を悩ます

今日は指導法に悩まされた日。 ひとつめは仕事だ。入りたての新人君を部下に、新しい提案書作成を始動させたのだが、予想を上回る出来なさに、どう教えたものかと、頭を抱えてしまったのだ。 思えば、このようなヒヨッコ君に指導して育成するミッションはな…

ミトンとふびん

吉本ばななの『ミトンとふびん』を読了した。 すこぶる評判が良かった本作。谷崎潤一郎賞までとったということで読みたくなったので、図書館で予約をし、長い期間待った後にやっと読むことができた。 綺麗な装丁と可愛らしいサイズ感で、所有欲がくすぐられ…

illustration 村上春樹と装丁 植物を描く

雑誌『illustration』の最新号を読了した。 初めて購入した雑誌だ。これまで存在も知らなかった。Amazonで村上春樹の本を検索していた際にオススメとして表示され、美しい表紙と興味ある特集テーマに惹かれ、予約注文するに至った。 お目当ての村上春樹の特…

ただただ眠る

人はこんなにも寝られるのか。そう驚くほどに寝た。 端々で本を開き読み進めたが、しばらくするとまた眠気がきて、瞼を閉じると時間が経過していた。過去に蓄積され解消されていなかった疲労感がまだこんなにもあったのかと実感した。とても気持ちがよかった…

隔離生活

浴衣や甚平に身を包んだ子供たちが出掛けていく。 私はそれをマスク姿で見送った。今日は梅田でゆかた祭りがあったのだ。本来は私も一緒に参加するはずだった。その際は我々大人も浴衣に身を包んで。しかし私はコロナに感染したためお留守番。妻は私服で子供…

同じ屋根の下で

今日も引き続き家庭内で隔離生活。 ただもう熱も下がり軽い風邪症状のみなので通常営業で仕事をこなした。上司とのミーティングも円滑にやり終え、ささやかな資料修正を施して勤務を終えた。 途中、妻と娘がスイミングスクールに行ったので、その間だけ残さ…

一夜にして熱が下がる

コロナ陽性が判明してから家庭内隔離をしている。 昨夜は娘の部屋に布団を敷き、そこで一夜を明かした。深夜に身体が火照り熱が上がっている感覚があったが、解熱剤も飲んでいたのでなんとか眠ることができた。 しかしながら、朝起きると体の節々の痛みが治…

コロナ再び

今日は発熱してしまいキツかった。 朝時点だと息子の風邪がうつったと思われる症状で、息子も病院に行きただの風邪と診断されたので安心していたのだが、夕方になり私だけが38.8度まで熱が上がった。 妻に言われ、夕方の診断になんとか予約を間に合わせたも…

【愛読書】アメリカン・マスターピース古典篇

柴田元幸がアメリカの名作中の名作を精選した短編集『アメリカン・マスターピース古典篇』を読了した。本作はシリーズものであり、待望の次作である『準古典篇』の発売決定を機に購読した。収録作のほとんどは様々な媒体で読んだことがある作品だったものの…

ベランダプール開き

三連休の最終日。 今朝もゆっくり起きて、昨日までの疲れを癒した。窓の外は連日の快晴で子供たちもそわそわしていたので、ベランダプールを膨らませた。 ベランダにもシェードを張り、プールを設置してホースで水を入れた。お風呂よりも巨大なプールなので…

疲労困憊なホテル帰り

USJのホテルには春前まで滞在した。 早朝に目を覚まし、窓から覗く快晴と窓下にポツポツ現れた人並みを新鮮な気持ちで眺めていた。 そわそわして気分が昂まっていたのは息子もそうだ。普段ではあり得ない早い時間から身を起こし、窓から見せるお店を指差しな…

子供3人を連れてUSJ

妻にしてみれば、普段の生活は子供が三人いるみたいなものらしい。私も子供扱いだ。 しかし、ことUSJに行くとなると、妻の方が子供換算になる。つまりわかりやすくウキウキしだすのだ。 三連休の予定が全く決まっていなかった今朝。ふと昨夜娘に言われた言葉…

一長一短だな

今日は夕方まで比較的穏やかだった。 それは残り1ページとなったタスクを後輩が受け持ち、進めてくれていたからだ。私は彼女からの報告を待ち、その間は別件の作業などをしてのんびりと過ごしていた。 俄かに忙しくなったのは夕方の上司とのミーティングの後…

一日事務所で仕事してみて

今日は打合せの関係で一日中事務所で仕事した。 去年に入社して以来、こんなに長く滞在したのは初めてだろう。とはいっても朝10時から夕方5時までなのだが。いかに私が在宅勤務ばかりかがわかるだろう。 上司のミーティングでは喧々諤々な議論を交わした。も…

先輩力の見せどころ

ここ数日、部下と共に急ぎの提案書を作っている。 タイトなスケジュールでのボリューミーな資料の作成ではあるが、部下の子がなかなか優秀なので、今のところ順調に進められている。 今朝も朝から上司と方向性を合わせた後、明日までの作成内容について部下…

自分の名前

息子が自分の名前表記を認識したようだ。 お風呂上がり、下着を着せるたびに、そのタグに書かれたひらがな表記の自分の名前を確認し、書かれてあるとそれを嬉しそうに読み上げるのだった。 「◯◯ ◯◯ってかいてある♪」 苗字から名前までをひとつの塊のように、…

娘からのSOS

娘からボットにSOSが届いた。 ボットとは、娘に小学校へ行く際に持たせている音声通信のできるGPS端末である。下校時には、いつも娘から「帰るよ」という音声メッセージが届く。 しかし今日は下校時に雷雨が降っており、娘から雷が怖くて帰れないと、いくつ…

頭がくさい事件

娘が私の頭に鼻を埋めた後、顔をしかめた。 昨夜の出先からの帰宅後のことだ。まあ無理もない。一日歩き回って汗をかいていたし、帽子も被っていたのでそりゃ蒸れているだろう。 みんなでお風呂に入り、しっかりシャンプーした直後に娘に再び頭を近づけた。…

初めてのポケモンセンター

今日は梅田のポケモンセンターに行った。 事前の予報では一日雨だったのだが、朝起きると曇りに変わっていたので室内施設だったらと、梅田に出かけることにしたのであった。 メインの目的は前々から子供らが行きたがっていたポケモンセンター。そしてそれに…

組織全体の懇親会

今日は所属組織全体の会議&懇親会だった。 集合形式の会議は、エレベーター混雑を避けるため少し早めに会場に行ったがために、最前列で会議に参加することになってしまった。おかげで集中して聞けたのだけれど。 会議後は懇親会があったため事務所に戻って仕…

嬉しい褒め言葉

昨日オーダーを受けた資料の完成品を上司に送る。 始業前の早朝のことだ。レビューのためミーティングを入れた方が良いかとチャットで聞くと、すぐに返信が返ってきた。 「おお、ええ感じやね。このままでいいから送って」 全くのの修正なしで一発合格は、お…

ありがとうにキュン

息子は「ありがとう」が上手だ。 ささいなことでも、何かをしてもらうたび、「ありがと」と恭しくお礼を言ってくれるのだ。最初は私たちの物真似だったのだろうが、今ではすっかり習得し、毎回欠かさずに口にしてくれる。 私はそれを聞くたび、毎度のことな…

後味の悪い上申

今日は少し後味悪く仕事を終えた。 上司からの依頼事項に対して物申しを行ったのだ。自治体の公募案件への提案書作成なのだが、公募条件や内容等を踏まえたときに、本当に私たちチームがこの公募に手を挙げ、提案を行うべきなのか、その意義が全くわからなか…

やっぱり億劫

今日は所属組織の集合会議と懇親会があった。 転職して1年経つが、そのような形態の会議や懇親会に出席するのは初である。入社して1年経つんだから、そろそろそういうのにも出なければ、という気の迷いから「参加」の表明をしていた。 しかし、実際に行って…

ケーブルカーに乗って

同乗する人達もどこか冒険者の面持ちを携えていた。 なるほど、だからケーブルカーというのか、と車両が進み始めて知ることになる。山の斜面に伸びる線路の真ん中には等間隔に車輪が据えられており、くるくると回るその上で丈夫そうなケーブルが山頂に向かっ…