いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

仕事の糧

現在は合計3つの提案案件に携わっている。

 

それぞれ部下が異なるのだが、その中のひとりが今日、少し前に指示していた仕事の報告をくれて、それが想像を超えたなかなか立派な内容だった。

 

2度の指示を与え、軌道修正やアドバイスをしたものの、その全てがしっかりと取り入れられており、またどれも私の期待値を少しずつ上回っていたのである。

 

私の上司と3人のミーティングで報告を受けたが、上司の感触も上々であった。ただ上司からはさらりと褒める程度だったので、ミーティングの最後にあえて発言をし、部下がやってくれたクオリティの高い調査に対して、改めてお礼を言った。

 

これはとても価値のある調査と整理をしてくれたと、上司もいる場でしっかりと褒めてあげたいと思ったのだ。するとそれに呼応するように、上司からも部下に対する褒め言葉を引き出すことができた。君のランクでこのクオリティは自信を持っていいぞ、と。

 

我々のランクは、そのような上司からのポジティブなフィードバックがなによりも仕事の糧になる。私がそうなので、部下に対してもそのような正当な褒め言葉を与えて、モチベーションに転換してもらいたかったのだ。

 

すると、そのような話の流れから、上司が私に対しても情報共有があると伝えてきた。聞くと、別案件で関わっている他のチームのマネージャーが、私の仕事ぶりを凄いですね、と褒めていたというのだった。

 

思いおこせば、たしかに1を伝えて10を理解するような形で、難しい&ボリューミーな資料の依頼を、スマートにこなしていたので、我ながら手応えがあった案件だ。そのマネージャーとは初対面だったので、なかなかのインパクトを与えられたようだ。素直に嬉しい気持ちになった。

 

そのような形で、部下を褒めるつもりが、私まで褒められ、皆でホクホクした気持ちでミーティングを終えた。きっとこれで部下もまたやる気を出してくれるだろうし、私もやる気をもらえた。

 

うちの上司はなかなか褒めてくれない人なので、チャンスがあればまたこのようにポジティブなフィードバックを引き出したいなと思っている。

 

なんせ、それがなによりも仕事の糧になるのだから。