いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

褒められて調子に乗る

今日はクライアントへの提案説明があった。

 

そして遂に受注が確定した。初めてなので嬉しい。クライアントへの説明とその後のディスカッションでもリードし、なかなか手応えがあった。

 

本日は上司が研修のため説明に参加できなかったが、私が代役をしっかりこなせたので自信になった。

 

ミーティングが終わるとすぐに電話があった。登録外の番号だったが出てみると、先ほどの提案時に参加してもらっていた東京の場所のディレクター(部長級)の方であった。

 

対面では一度お会いしていて、リモートではこれまで三度ほど話した程度。電話口では、まずはミーティングのリードについての労いの言葉をもらった。

 

そこからは「初対面に近い私に言われても嬉しくはないだろうけど」と前置きをされた上で、私についてお褒めの言葉を次々下さった。今のランクになるまでに私たち同じランクの人達を数多く見てきたけど、その中でも抜群のクオリティだ、とか。是非他の案件でも一緒に仕事したい、とか。自分の師匠を紹介したい、とか。

 

私からすれば、直属の上司以外と仕事したことがないので、それ以外の方から評価を貰える機会は本当に貴重であり、それが手放しの絶賛に近かったので素直に嬉しかった。上司の場合は、身内の贔屓目もあるし、私を気分よく働かせるための下心かとも訝るのだが、利害関係にないお偉いさんから褒められるのは、純粋な評価であろう。

 

今回提案したプロジェクトも、私は現在の常駐案件が始まってしまったため、関わるのは提案までだと伝えると、とても残念がり、また代理のメンバーについては不安がっていた。そこは申し訳ないとは思うものの、私も身体はひとつなので、あとは任せたのでお願いしますねと、お伝えしておいた。

 

電話を切った後、やはり上機嫌になったので妻に自慢した。さらには直属の上司からもタイミングよくチャットがきたので、流れからそのことぬついても共有した。上司も「やろ?」と言い、「私だけの見解じゃないとわかったでしょ?自信もちな」と、以前から高い評価をしてくれていた裏付けがとれたと言わんばかりに、なんだか得意げのように見えた。

 

なんにせよ、私はとても嬉しくなり、気分良く週末に入ることができた。自分としてもどんどん手応えと自信が持てるようになってきた。マネージャーなんて早すぎると思っていたが、考えてみてもよいかもしれないなと、少しずつではあるが、心が揺れ始めている。