いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

潮芦屋ビーチへ

GW最後のお出かけにどこに行くか悩んでいた。

 

今朝まで決まっていなかったが、純粋な欲求に従い、海を見にいくことにした。なんだか開けた空間で自然の大きさに身を預けたい気分だったのだ。

 

いろいろとビーチを見繕ったが、最終的には1時間以内でいける潮芦屋ビーチというところを選んだ。妻の運転でのんびりと目的地に向かう。

 

子供たちが好きな曲のプレイリストをかけていたからか、子供たちは大人しく後部座席に座り続けてくれていた。

 

駐車場にもまずまずスムーズに入れたのだが、ビーチ内には食事処がないとわかり、少し焦った。いそいで地図検索をかける。

 

幸い徒歩圏内に良さげなカフェを見つけたので、海岸線に沿って歩いて行ってみる。子供たちは砂浜で貝殻探しをして楽しそうに歩いていた。

 

店に着くと、タイミングよくテーブルにもつくことができ、さらには料理の味も絶品で、不安そうだった妻も一気に機嫌が回復した。

 

満腹になると、ふたたび海岸線に沿って駐車場まで戻った。そこで荷物を整え、まずは隣接した公園内の遊具エリアに向かった。順番的に海で足が濡れた後だと遊びづらいと考えたからだ。

 

そんなに大きくはない遊具スペースだったので、30分ほど遊ばせて、ふたたびビーチへと向かうことにした。短い時間ながらも娘は雲梯や上り棒を初めてクリアでき、上機嫌になっていた。

 

ビーチでは子供たちと足だけ波を浴びた。水は冷たく、私と息子はすぐに砂浜遊びに切り替えたが、娘だけは長いこと波と対峙し、ズボンが濡れないギリギリのラインを探って遊んでいた。

 

妻は砂浜にシートを敷き、風に舞う砂塵を日傘でガードして、波音に耳を澄ませていた。砂浜にコインや大きめの石を埋めて、娘がやりたがっていた宝物探しをして遊んだ。

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突発的な思いつきでビーチに来たが、期待通りに清々しい気持ちになれ、子供たちも大いに楽しんでくれていたのでよかった。家からも程よい距離にあるので、気持ちを晴らしたい時等にまた訪れることにしよう。