いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

喋る馬

バーナード・マラマッドの『喋る馬』を読了した。 先月末から読み始めたのだが、仕事が忙しくなり、残りわずかを残してずっと読み止めてしまっていた本。そのため悲しいかな前半の記憶が残っていない。 ただ唯一残っているのは、とても読んでいて心地よかっ…

楽しい仕事だ

仕事が楽しいと感じた。 そんなことはどれくらいぶりだろうか。月曜時点ではまったく作れる気がしなかった資料が、本日とりあえず一式出来上がった。 しかもただ完成しただけでなく、内容に対しても自分なりの納得感を抱けている。着手する前は、そのような…

読了ビジネス書リスト(2022.2Q)

またもや四半期が過ぎ去っていった。 転職を機に、図書館等を活用して習慣的にビジネス書を読み漁っている。読んだ本の備忘のため、今年の1Qからこのようなリスト化を始めた。ビジネス書であっても個別記事として書いたものは除いている。 五月中旬、コンサ…

前職は楽だった

前の会社は楽だったなあ。 勤務中、図らずともそんなことを考えてしまった。遂にプロジェクトが本格開始して、さっそく週頭から今週のタスクをマネージャーと合わせた。 最初からお腹いっぱいと言うほど盛りだくさんの内容。週末のクライアントとの定例会に…

レジ遊び

今日は一日家で過ごした。 子供たちがふたりとも早く起きたので、早めに朝食をとり、散らばったオモチャを片づけ、みんなで協力しながら家中を掃除した。 特に娘がとても協力してくれたので、何かご褒美をあげたくなった。そこで、少し前に買い納戸にしまっ…

はじめてのザリガニ獲り

ザリガニを捕まえに行った。 100均で網を買い、近所の緑地公園を訪れたのだ。前回訪れたときに小学生たちが園内の池で捕まえており、また別の場所でもたまたまザリガニを見かけ、娘が興味を持っていたからだ。 とはいえラジコンも持って行ったので、草原のベ…

デビュー戦

今日は初アサイン案件のキックオフだった。 東京にあるクライアント会社に出向き、対面での形式である。初めての正式アサイン、初めて対面会議、初めての出張と、初めてづくしであったが、遂にここからプロジェクトが始まるという高揚感も覚えていた。 会議…

同僚との議論・上司との面談

久しぶりにビル出社した。入社以来2度目である。 なぜかと言えば、明日は初めてクライアント訪問をするからだ。しかも東京への出張。そのため前日のうちに会議資料を印刷しにビルに出社したのであった。 クライアントへは資料を製本化してお出しする。そのや…

息子とふたりで在宅勤務

今日は妻が朝から出掛けたので息子とふたりだった。 とはいえ彼は基本的には手がかからないので、二食の世話をし、バナナやお菓子を与え、パパと呼ばれたら確認しにいくスタイルで過ごした。 午前中のうちはリビングにパソコンを持ち込み仕事をしていたのだ…

かわいい盛りのボク

なんだか息子のひとり言が増えた。 歩きながらでも何やらむにゃむにゃと喋っている。寝室で在宅勤務をしているときも、ひとり遊びをしている彼の声が聞こえてくる。ごっこ遊びにおいて会話を展開しているようだ。 知っている曲を流せば前よりも自信を持って…

ちょっと忙しい週

今週はちょっと忙しい。 憂鬱になるほどにハードではないが、現職になって以降では最も仕事が詰まっている。週後半に向けて確実に形にしなければいけないものが複数あり、それをクライアントに直接説明する必要もある。 あとは限られた時間でどれだけ品質を…

はじめての植物園

嬉々として石を並べる子供らを眺めていた。 私の顔にはへばりついた無表情。暑さからくる疲労で、口角を上げることさえ気が進まなかった。それでも仲睦まじい彼女らを眺め、目だけは細めている。 近所の服部緑地に隣接する、服部植物園に来ていた。存在は知…

親子イベント

鏡の前に立つ私は、朝から気合が入っていた。 今日は先週雨で延期になっていた幼稚園の親子イベントだ。ミニミニ運動会と題されており、父の日も視野に入れ、男親の同伴を想定した企画だと思われる。 自宅療養を経て体力が落ちてしまったので、醜態を晒さな…

息子が吐いた

息子が寝起きに吐いた。 その前に一度起きて、自らでお茶をがぶ飲みしていたので少し奇妙に思っていた。胃の中は空っぽだったのか、吐き出されたのはほとんどが水分であった。 仕事中だったが、妻が叫んだので駆けつけた。息子を抱っこしながらふたりで吐瀉…

むらさきのスカートの女

今村夏子の『むらさきのスカートの女』を読了。 芥川賞をとったときから読みたかったが、文庫本になるのを待っていた。忘れた頃に文庫化され、平積みされているのを見つけると嬉しくなるものだ。 今村作品を読むのはこれで二作目。それこそ芥川賞をとった際…

ネックマッサージャー購入

ネックマッサージャーが届いた。 昨夜、あまりに肩が凝っていたので、勢いのままに購入したのだ。日付が変わって注文したのに、同日の昼に商品が届くなんて。ヨドバシは素晴らしい。 選んだのはドクターエアの製品。同ブランドのシートタイプのものを所有し…

助っ人案件

上司から協力要請あり、助っ人案件に参画した。 先輩が担う提案書の作成を手伝って欲しいと。多様な経験が積めるのは有り難いので、もちろん快諾する。 その先輩から案件の紹介を受け、分担で私が担うパートの説明を受けた。枝葉の作業部分を担うのかと思っ…

PMBOKはじめの一歩

飯田剛弘ら著の『PMBOKはじめの一歩』を読了。 来るプロジェクトへのアサインに向けて、これまで独学だったプロジェクトマネジメント手法を、いまいちど体系的に学び直そうと思い購読した書籍。 図書館でいくつかの書籍を借りて読む予定だったが、コロナ感染…

滋賀へ日帰り旅行

子供らが車を走らせ琵琶湖を拝みにいってきた。 いつもどおり運転は妻。私はせっせとナビをし、音楽を流し、子ども達をあやす。レンタカーでの日帰り旅行も久しぶり。天気にも恵まれ気持ちよく出発した。 まずは最初の目的地『ラコリーナ近江八幡』に到着。 …

ソファで昼寝

幼稚園のイベントが天候を理由と延期になった。 ぽかんと予定が空く。そのため今日は家でのんびりと過ごすことにした。娘とは久々にゲームをし、息子とはパズルやブロックで遊んだ。 昼食を食べた後は、ソファで寝ころぶ私の腹に息子がよじ登ってきた。しば…

有能な職員さんのお陰

市からの分厚い封筒が届き、不穏な予感があった。 昨夜のことだ。すぐに開封し、中を確認すると住民税の通知と納付書が入っていた。これまでに届いたことはない。ということは転職に伴い、これが送られてきたことになる。 税関連の手続きは全て完了したつも…

人間

又吉直樹の『人間』を読了した。又吉の小説を読むのはこれで三冊目だ。特に作品が好きなわけではないのだが、やはり話題性もあるし、又吉という芸人には一定の興味をもっているので、ついつい手にとり読んでしまう。 本作を読む前に一応Amazonレビューを覗い…

初めてのパートナー説明

今日は初めてパートナー説明を実施した。 パートナーとは、コンサル系ファームにおいて一番高い役職の人だ。つまりは経営者であり、業務の最終責任者。すべての案件は、パートナーの了承を得てからでないとクライアントに提出することができない。 パートナ…

のんびりさん

息子は言葉の習得がのんびりとしているようだ。 もうすぐ2歳になるというのに、なかなか喋らない。娘のときは、今頃もう二語文くらい話していたのに。 でも本人を見ていると、なぜか全く心配にならない。こちらの言葉はけっこう理解できているようだし、運動…

内面の吐き出し場

ミーティングへの参加機会が増えてきた。 今のところ毎回反省点がある。致命的な誤りへと発展する前に、小さいうちから確実に潰しておきたい。 一方で、少しずつだが日々頑張ったと思える点も得られている。ミーティング終わりすぐに議事メモを書いて展開で…

リハビリ・ショッピング

今日はリハビリも兼ねてショッピングに行った。 しかしやっぱり人混みは疲れた。開始早々から心は死んでいて、子供たちを連れて妻が率いるルートをこなすのに精一杯であった。 それでもいくつかの収穫はあり、夕暮れまえには家に帰り着いた。ぐったりした親…

リハビリ・アウトドア

半月ぶりに外に遊びに行った。 まずはご近所ということで、緑地公園にテントを持って出かけた。外に出ないうちに太陽の灼熱度が上がっていた。復帰日にしては容赦がないではないか。 まだ慣れぬ手つきでテントを設営し、遮光性抜群の内部に入ると、やっと一…

【終】コロナ戦況(16日目)

やっと今日で自宅療養が終了する。 既にずっと前から完治していた娘も、遅れて発症した私たちの療養期間の解消を待って、今日から幼稚園に復帰した。さらにはプールスクール通いも再開。 さすがに初日から疲れただろうが、娘はお友達と再会できた喜びで表情…

言葉を研ぎ澄ませる仕事

まだわずかしか働いていないが気づいたことがある。 私が職業としたアドバイザリー業務というのは、とにかく言葉を研ぎ澄ませる仕事だ、ということだ。提案書にしてもディスカッションにしても、相手に効果的に伝えるために言葉の精度を上げ、相手の意図を的…

初受注の報せ

朝PCを開くとメールが届いていた。 私も提案書の作成を一部手伝っていた案件が、無事にライバル企業に競り勝ち、受注できたという報せだった。初めてアサインされるプロジェクト、その提案活動にも多少なりとも寄与できて、嬉しかった。 ただそうと決まれば…