いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

有能な職員さんのお陰

市からの分厚い封筒が届き、不穏な予感があった。

 

昨夜のことだ。すぐに開封し、中を確認すると住民税の通知と納付書が入っていた。これまでに届いたことはない。ということは転職に伴い、これが送られてきたことになる。

 

税関連の手続きは全て完了したつもりであった。しかし現にこれが届いたということは、どこかでボタンの掛け違いが生じているということである。

 

ひとまず書かれているワードが理解できなかったので、ネット検索をして概要を掴む。やはり転職をしたことで住民税を支払う会社が変わったことによって生じたものだった。本来、特別徴収として給与天引きされるはずのものが、納付書を用いて個人で支払う状態になってしまっている。

 

この時点では、どこに手違いがあったのかはわからなかった。考えられるのは①前の会社、②今の会社、③市役所、いずれかとの手続きでミスか行き違いがあったと想定された。

 

このままだったら翌日の電話確認が大変だ。なんとか効率的に問題点を切り分けして、電話での確認対応を最少に抑えたかった。ネットで情報を集め、転職時に申請した書類等を見直す。おかげで、前の会社との手続きの不備では無さそうだとわかった。

 

絞り込みができた上で、電話する順番と、ポイントとなる確認事項を整理する。役所にふたつ質問をすれば、どこに手違いがあるかを判別できるようにした。

 

そして今朝、予定通り最初に市役所に電話した。受付開始直後だった為しばらく繋がらなかったが、やっと繋がるとすぐにクリティカルな質問を放つ。ひとつめは想定通りの解答。ふたつ目は確認してもらうと、予想と反する回答が返ってきた。

 

問題の所在が判明する。今の会社から特別徴収に関する申請が出されていなかったのである。会社端末で調べると、その申請を出してもらうには、私から依頼を出す必要があることがわかった。

 

前の会社から一部誤った情報を伝えられており、依頼は不要だと誤認していた。すぐに窓口に確認メールを送った。すぐに的確な回答が返ってきて、依頼は郵送でなくメールでも可能だとわかった。

 

すぐにメールで申請を出し、残りの懸念事項についてもついでに質問した。こちらも丁寧な回答が返ってきて、不安事項は綺麗に消え去った。

 

昨夜時点ではどんなに面倒臭いことになるかと、不安に襲われていたが、終わってみれば、どちらも窓口のスタッフに恵まれ、スマートに解決し、対応を首尾よく終わらせることができた。

 

さらに言えば、今日は昼休憩をつかって銀行口座の解約手続きも済ませることができた。こちらも窓口の方の手際がよく、ストレスフリーで対応が完了できた。

 

面倒な事務手続きがすんなり済むと嬉しいものだ。住民税についても詳しくなれたし、今回のことがあって良かったなとも思えた。有能な職員の方々に感謝だ。