いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

お金が入る日

今日はお金が入る日だった。

 

まずは前職の退職金。早朝に口座を見たときにはまだ入っておらず少し不安が過ぎったが、すぐに入金の通知があり、口座でも確認できた。

 

早々に投資信託を運用する方の口座へと太宗を移す。今の時代はほとんどの手続きがWEBで片付くので便利だ。前職関連で受領予定のものも残り僅かとなった。早くすべて受け取り、すっきりしたいものだ。

 

もうひとつ入ったお金というのは、現職の初給料だ。退職金のため口座を確認すると既に入金されていた。妻に見せるとその金額に驚いていた。私も驚いた。今月は残業代が含まれていないのに、MAXで残業したときの前職よりもはるかに高額が振り込まれていた。

 

最初は、手違いで第二口座に分割する分も含まれているのでないかと怪しんだが、そちらの口座にも指定通りの額がしっかり振り込まれており、改めて、手取り額の多さに驚かされたのであった。

 

来月までは市民税などが退職金の方から一括徴収されるので、そのぶん控除額は少なくなっているのだが、それを差し引いたとしても前職の月収を大きく上回っていることに違いはない。来月からはこれに見なし残業代も上乗せされるし…などといろいろ考え、妻と一緒になってしばし色めきだっていた。

 

ただ同時に今月は研修しかしていないので、こんなにもらっていいものかと少し怖くもなった。またこの給料分の働きが会社から求められるのだという重圧も、改めて自身の両肩で感じられたのであった。まあ、前職のベース給が低かった、もしくはなんやかんや控除で引かれ過ぎていた、というのもありそうだけど。

 

しかしなんにせよ、人間とは現金なもので、やはりお金をたくさんもらえるとやる気にはなる。キャリアアップできたことには素直に喜びを抱きつつ、自身にかかるコストも改めて意識をして、仕事には臨みたい。