いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

久々の東京出張

朝4時に起き、東京行きの新幹線へ向かった。

 

5時に起きれば間に合ったが、やはり寝坊が怖い場合は早めに目が覚めてしまう。慎重派(つまりはビビり)の私に必然的に備わってしまった機能なので、そこは仕方がないと受け止めている。

 

そんなわけで余裕を持って東京に到着し、滞りなくクライアントとのミーティングを終えた。正式提案へと進める運びになったので、また近いうちに東京へと馳せ参じることとなる。

 

その後、別件の社内ミーティングがあったので、夕方前までは東京で過ごした。上司達に連れられるままに飲食店を転々と経由し、仕事をこなした。その間の食事やコーヒー代はすべて一番上の上司が出してくれた。流石だなぁと小さく感動。

 

楽しかったのは、ミーティングが落ち着いた際に直属の上司と雑談まがいの話を交わした時間だ。チーム内のメンバーらについての能力面の課題について意見を求められ、それぞれ名前が上がったメンバーについての所感を述べると、だよね、どう育成していくべきかね、という話へと発展していった。

 

中には私と同じ職位の人についての話もあり、すでに私はその上のレベルにいるという前提で意見を求めてくるのが可笑しかった。現に私に対しては、私自身が昇格を望むのならばすぐにでも管理職に上げられるのに、ということまで直接的に言われ、なんとなくは感じ取ってはいたものの、本当にそのような評価をしてくれてるんだなという確証が取れ、少々驚いた。

 

とはいえ私としてはあと2年は今の職位で経験を積ませてほしい旨は再三お伝えしているので、その意向を汲んでくれているのだろう。有難いなと思いつつ、少しばかり私の自己評価よりも高く見積もられているのだとわかり、怖い気持ちも多少覚えた。

 

ただもちろん、そのように高く買ってくれ、信頼ゆえにそのような他メンバーの相談もしてくれる、というのは嬉しいことだ。あまり謙遜して話すのも違うなと思ったので、いろいろと素直に意見を言った。感じているところは同じだったようであり、色々と建設的な議論ができ、お互いに有意義な時間だったと思う。

 

その後、上司達は夜にかけてもう一件、別のクライアントの訪問があるようだったので、夕方の時点で私だけ別れ、ひと足先に新幹線に乗り大阪へと帰った。

 

疲労感はあるが、総じては楽しい東京出張だった。妻へはカヌレのお土産を買ったので、今夜食べよう。