いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

元上司とミーティング

昨日、前職の元上司とミーティングしてきた。

 

前日突然連絡があり、何かと思えば仕事のオファーだったのだ。上司に相談し、組織長ら三人を引き連れ、前職のビルでお話をお伺いに行った。

 

久しぶりに会う上司は数年前と何ら変わっていなかった。ご挨拶もそこそこに、さっそくお悩み相談が始まった。私は会議卓のお誕生日席でミーティングに参加したのだが、元上司と現上司が話し合っているのを見て、とても不思議な気持ちであった。

 

元上司は私を絡めた自己紹介をした後、社長から受けたというオーダーについての内容と、困っていることを説明した。我々側の上司たちが、それに対して考えられる検討の進め方をいくつか助言する。

 

さらに私の直属の上司がいくつか質問をし、その回答を持って具体的な検討ステップをわかりやすく説明した。元上司の目が輝く。この人は前から心情が表情に出やすい。そんなわかりやすいところが私は好きだった。その表情から、私の現上司が元上司の心を掴んだことがありありとわかった。

 

ミーティングは、次回、こちら側から進め方案の資料をお持ちするという結論でつつがなく終わった。満足そうな元上司。抱えていた不安が少し解消されたようだった。お役に立てて良かったと、少しだけ昔の恩が返せた気持ちになった。

 

元上司は先約があるらしく、昨日はその場で別れたが、近いうちにまたプライベートで連絡することを約束してくれた。その時を楽しみにしておこうと思う。

 

元上司のプロジェクトが実際に契約となったとしても、私はメンバーには入らないだろうと上司と話している。なんたって、今でも3つのプロジェクトを掛け持ちしてるからだ。

 

ただ、提案活動にはそのまま参加することになった。そんなわけで今日もお礼メールの次回のミーティングの日程調整をしていた。冬休みに資料を作らなければいけない上司と比べればまだマシなのだが、なんだかんだでズルズル巻き込まれそうな気がしている。

 

引き際を見極めないと、手持ちの仕事が山積してパンクしてしまいそうだ。本来の役目はもう果たしているはずなので、そろそろうまいこと距離を取らねば。