いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ただただ眠る

人はこんなにも寝られるのか。そう驚くほどに寝た。

 

端々で本を開き読み進めたが、しばらくするとまた眠気がきて、瞼を閉じると時間が経過していた。過去に蓄積され解消されていなかった疲労感がまだこんなにもあったのかと実感した。とても気持ちがよかった。

 

今日は妻や子供たちも、お出かけはしないで、午前中からベランダプールに興じていた。途中、妻が目を離す際の監視役として、私も離れた状態で見張り番を務めた。子供らは相変わらず元気な様子で、いまのところ私のコロナは移っていないようである。

 

私の風邪症状の方もすっかりなくなりつつある。あとは痰と鼻づまりが残っている程度。一応は医師から目安といわれた5日間も経つので、明日からは隔離を解消してもよいだろうと思っている。

 

かなり徹底的に隔離生活を送っていたので、なんとか家庭内感染は起こさずに済んだ。そしてその間、妻が孤軍奮闘してくれたおかげで、子供たちも特に寂しい思いはさせず、また週末の楽しい機会も我慢することなく過ごすことができた。

 

明日からはここ数日間の罪滅ぼしに務めていかなければならないだろう。それでももう部屋に閉じこもる必要はないのだから、それはとても幸せなことである。