いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

やっぱり億劫

今日は所属組織の集合会議と懇親会があった。

 

転職して1年経つが、そのような形態の会議や懇親会に出席するのは初である。入社して1年経つんだから、そろそろそういうのにも出なければ、という気の迷いから「参加」の表明をしていた。

 

しかし、実際に行ってみると、やっぱり億劫である。顔馴染みも数名程度はいるのだが、それでも大半は初対面に近いメンバーで、居心地は良くはなかった。

 

またコンサルという職業柄、プロジェクトメンバーとは親睦を深める必要があるが、同じ組織に接しているからといってそれ以外のメンバーとは、今後も仕事での接点が全くないメンバーも多いと想定している。

 

そういう意味では、あまり積極的に懇親をはかる意味を見出せないのであった。当然ながら知り合いが多い方が、会社に在籍する上では楽しいし、有用なのだけど。ただ色んなプロジェクトに携わりながら自然に増えていくのでもいいかな、というのが正直なところである。

 

会議の端々の会話や、飲み会での雑談は楽しかった。私はスイッチを入れさえすれば、初対面のメンバーが集まる場で盛り上げ、回せるキャラクターとしても振る舞えるので、今日もテーブルの中心役をこなしつつ、周りの人との親睦を深めた。

 

転々とテーブルを回り、広くコミュニケーションをとる動きをしていた人達もいたが、一箇所で数人と深く会話する方が私には有用に思えた。二次会会場にも義務感で行ったものの、思いのほか参加者が多く、会場が溢れていたので、それを理由に退散した。

 

対面のコミュニケーションも確かにやれば楽しいのだけど、家から出る面倒や家族にかかる負担を考えると、やっぱりリモートか、たまにある何かのついでの集まりでいいかな、と今回もまた思ったのだった。