いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

体力オバケ

今日は朝から小学校の土曜開放に家族で行った。

 

同じマンションの娘の同級生からお誘いを受けたのだ。朝から早起きをし、開放が始まる9時近くに小学校へと向かった。

 

様々な外遊び用のオモチャが貸出されており、子供らは大喜びだった。水鉄砲にシャボン玉、ボールに竹とんぼ。娘はもちろんのこと、息子も大はしゃぎで楽しんでいた。

 

帰りにはもっと遊びたいと大泣きする息子を連れて帰路に立った。途中で『オルバーガー京都』という、少し前にできたハンバーガーショップに立ち寄り昼食を食べた。本格派のバーガーだ。値段も張るが、そのぶん食べ応えもあり美味しかった。

 

そして帰ってからはシャワーを浴び、リビングに敷きっぱなしだった布団に横になった。子供らに遊んでとせがまれたが、瞼が開かなかった。結局、力尽き、そのまま妻と息子と一緒に昼寝へと突入した。

 

しかし驚くべきは、ひとり寝なかった娘である。彼女は他のメンバーが寝ているときにはポケモンのゲームに興じていた。しばらくすると自室に行って、ひとり机でポケモンのお絵描きをしていたようだ。

 

途中、なんどか私を起こしにきたが、そのたびもう少し寝かせてくれと追い払った。しかし3回目くらいで流石に可哀想になり、身を起こして娘に連れられ彼女の部屋に行った。

 

彼女はやっと話し相手ができた喜びからか、お絵描きを見せながら嬉しそうに喋り続けていた。それまでひとりぼっちにさせてしまったお詫びに、たくさん彼女のお喋りに付き合ってあげた。

 

夕方になり、妻と息子はまだ起きなかったので、娘とふたりでスーパーに夕食の買い出しに行った。その道中でも彼女は終始お喋りをし、目を離すと走り出したり忙しなかった。

 

私は昼寝して回復したからいいものを、彼女は朝から一睡もしていない。それなのに誰よりも元気いっぱいだったので、彼女の体力には驚くばかりだった。

 

だてに日々30分以上かけて、歩いて小学校に通っていない。さらに言えば、そのあとスイミングスクールに行き、繰り返し25メートルをクロールで泳いでいたりもするのだ。

 

我が家の体力キングは間違いなく彼女である。いちばんひ弱なのは在宅ワークが続く私であろう。私からしてみれば、娘は体力オバケに思えてしまうのだった。