いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

金曜から夜ふかし

冬休み初日から妻と夜更かしをしてしまった。

 

夜更かしというレベルではない。もはや徹夜だ。娘が寝静まった後、なんと朝の6時過ぎまでふたりでゲーム(モンハン)をしてしまったのだ。

 

小さな子をもつ親としては恥ずべき行為であろう。ただ、だからと言ってそのことをひた隠しにするのはフェアじゃない。自戒の念も込め、しっかりとこの日々の記録に残しておきたいと思う。

 

昨日は、昼過ぎからふらりと隣町に出かけた。妻が前々から目を付けていた公園に行ってみることにしたのだ。自転車を走らせ20分弱。実際に到着してみると、想像していた以上に素敵な公園だった。

 

絵に書いたような閑静な住宅街に囲まれ、気品漂う落ち着いた雰囲気。ゆとりのある大きな敷地内には、整備の行き届いた自然と、充実した遊具施設があった。広々としたバスケットコートと、中央に置かれた木造アスレチックが特徴的だった。

 

そこで娘を1時間弱遊ばせた。とても冷えていたが、皆しっかりと防寒していたし、駆け回ったので身体は暖かかった。その後は近くのショッピングモールへ。妻が小物と年末に向けた食材を買い込み、帰り道には惣菜屋で夕食も購入した。

 

家に帰り着くと、素敵な充実感に包まれていた。娘も楽しかったようで、終始ご機嫌な様子だった。そしてお風呂から上がると娘は目を擦りはじめ、布団に入るとすぐに眠ってしまった。

 

さて、そこからが私と妻の時間だ。ひっそりとベッドから抜け出し、最近あまりできていなかったPS4のモンハンをやりはじめた。

 

そして、そのままなんと、早朝までやり続けてしまったわけである。(なんせ、モンスターが強くて・・)

 

もはや学生のノリだ。その日外に出られたので翌日は家で過ごすと決めていたこと。そしてなにより、冬休みに入ったテンションの昂ぶりが、私たちにそのような行動をとらせたのだろう。恥ずかしい限りである。

 

結局、妻は6時、私は7時くらいに就寝。その後は娘と一緒に10時くらいに起床となった。妻はとても眠そうだったが、私はアドレナリンが漲っていたのか不思議と眠くなかった。3時間というのが、睡眠サイクル的にちょうどよかったのかもしれない。

 

私はいつものように娘に朝食を与えた。そして半分目が開いていない妻と話し、本日における意識をお互いに確認し合った。

 

なんとしても、昨日の夜更かしを今日に響かせてはいけない。娘にも、健康にも、やるべきことにも。

 

支障をきたしさえしなければ、朝までゲームをしていたことも無罪放免にすることができるのだ、と。

 

私たちはとにかく気合いを入れた。そしていつも以上にテキパキと行動した。

 

予定通り、私は日曜大工にいそしみ(土曜だけど)、妻は洗濯機を3回も回し、その他掃除や片付けを行った。そして無事、前日に計画していた事柄をすべて遂行することができたのであった。

 

その後、娘と一緒に昼寝をし今に至る。

 

前日の恥ずべき夜更かしを帳消しにしようとするあまり、結果として、とても有意義な一日を過ごせたように思う。今のところ体調も崩していないし、娘の生活リズムにも悪影響を与えていない。

 

罪悪感というのは時として、人を奮い立たせてくれるものなのかもしれない。こうして私たちの罪の意識は消え、そこにはただ楽しかった思い出だけが残った。

 

・・・あれ?

 

これは冬休み中、あと一回はやっちゃうパターンかな?