いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2019-09-05から1日間の記事一覧

劇場

又吉直樹の『劇場』を読み終わった。芥川賞作家の2作目の小説だ。最後まで一気に読めた。静かに幕が上がり、後半になるにつれて盛り上がる、まさに舞台のような作品だった。 主人公は演劇に取り憑かれたしがないダメ男で、その恋人との恋愛模様が物語の中心…