いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

秋の夜長

この二日、日中は近所の緑地公園で過ごした。

 

天気に恵まれて、芝生の上でのんびりと子供たちと遊ぶのは癒された。広いので息子もある程度自由に歩かせられる。木の根などでたまに躓くが、繰り返すごとにオフロードでの歩行が上達していった。

 

偶然、隣のシートに娘の同級生がいて、一緒に遊ぶことになった。向こうのお父さんがキャリーカートに娘たちを乗せて楽しませてくれたので、私は彼女らを連れて虫取りに行った。

 

最初は蝶々を捕まえたのだが、他がなかなか見つからなかったので、奥の手ということで、カブトムシの幼虫捕りに行った。

 

今夏に見つけたスポットに連れて行くと、毎度のことながらゴロゴロと幼虫が出てきた。まだ秋だと言うのに、既に立派な大きさになっていた。

 

向こうのお父さんたちにも見せに行くと、とても驚いて捕っているところを見についてきた。途中からお父さんも参戦し、一緒に11匹の幼虫を掘り上げて子供たちを喜ばせた。最後は土の中に還してあげる。また来年の夏に会いに来よう。

 

暗くなる前に家に帰った。陽が落ちるのが早いというのは少し寂しい気もするのだが、そのぶん夕食が早くなり、食後のリラックスタイムが長く取れるという利点もある。日曜の夜を十二分に満喫したい。