いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

光合成

葉緑体に限らず陽の光を浴びるのは良い事だ。

 

昨日は娘の友人家族と緑地公園でピクニックをした。三密を避けて遊ぼうとしたら、どうしても野外になる。しかしそういう問題を抜きにしても、昨日は最高に気持ち良い気候であった。

 

友人家のお父さんは休日勤務のようで、私が娘、娘の友達、その弟を一手に引き受けることとなった。それは事前にわかっていた事だったので、私は友人たちが到着するまではテントの中で横になり、太陽光を感じながらに充電していた。

 

その時に思った。人間もたまには陽の光を浴びなければならないのだろうなと。とにかく気持ち良かった。体内で何か良い物質が生成されている、そんな心地よい感覚をしばし味わった。

 

友人たちが到着してからは、途中のトイレ休憩を除き、ほとんどフル稼働であった。3人の子供たちから遊びをせがまれ、私はできる限り偏りが出ないよう、バランス良く遊ぼうと努めた。

 

とはいえ3者が3様に、それぞれに違った遊びをしたがるので、全員を完璧に楽しませるのは無理だった。特に娘は、普段は私を独占している為、私が他2人と遊んで少しでもほっとかれると、わかりやすく拗ねて機嫌を取り戻すのが大変であった。それでもなんとか3人とじゃれ合いながら、肌寒くなる夕方まで遊び通した。

 

3人ともすっかり懐いてくれたので嬉しかった。自分の存在意義を肯定されたような気持ちにもなった。家に帰るとへとへとに疲れ果ててしまったが、その分夜はとても気持ちよく眠れた。