いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2021-11-15から1日間の記事一覧

国宝

吉田修一の『国宝』を読了した。文庫化されるのを長らく待ち焦がれていた作品だ。賞も複数受賞し、作者の新たな代表作として称賛する声も多かった。 読んでみると確かに面白く、主人公の生涯を通じて歌舞伎という奇特な世界に触れることができた。ただ、新境…