いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

二日酔い

頭が痛い。いわゆる二日酔いってやつだ。

 

昨日は会社の上司、先輩2人とふらっと飲みに行ってきた。現在妻と娘が実家に帰っていることを知り、先輩が誘ってくれたのだ。

 

二日酔いになるのはどれくらいぶりかわからない。とはいえ、飲んだのはたかだかジンジャーハイボール1.5杯とビール0.5杯だけなのだけど。

 

酔っ払ったという自覚はなかったのだが、目覚めてみると頭が痛かった。歳をとるたび酒に弱くなっていることを痛感する。

 

飲み会はとても楽しかった。最近上司が変わったのだが、それ以降、担当の雰囲気は前にも増してよくなったように思える。気さくな上司で、一緒に飲んでいても楽しい。

 

先輩らもそれぞれにキャラクターがあり面白い。また面倒見も良くて包容力があるので、自然と親しみと信頼を寄せることができている。

 

くだらないバカ話から仕事の話まで。結局2軒をはしごして、私たちは解散した。更に親睦を深めることができた満足感の高い飲み会だった。

 

家に帰り着いたのは23時半くらいで、ベッドに横になったのは日付を跨いだ後だった。もしも妻と娘が家にいたならば、こんなことは気兼ねなくできないだろう。

 

ちなみに実家にいる妻と娘の方は、じいじの仕事が休みだったらしく、サンリオのハーモニーランドに行ってきたらしい。

 

飲み会の最中、妻が写真や動画をいくつか送ってくれたので、私はその場で動画を再生して見ていた。

 

娘はマイメロのショーを見つめながら一緒になって踊っていた。

 

ピンクのピアノの前に座り、軽快に鍵盤を叩いていた。

 

なにやらライドに乗って、メルヘンな世界の中を探検していた。

 

いずれの動画でも、娘はとても楽しそうだった。

 

そして、娘の隣に座るじいじの姿を見て、本来そこにいるはずの自分を想像してしまったのか、急に寂しい想いが押し寄せてきた。

 

今のところ、つかのまの独身生活は思ったよりも満喫できているように思う。

 

しかし、やはりどちらがいいかと問われれば、私は迷わず家族と一緒にいたいと応えるだろう。

 

そのような気持ちを改めて実感すること。

 

それができるのだから、こうやって離れていることも、家族の絆を深める上で役にたっているのかもしれない。

 

そう思って、前向きにこの日々を過ごしていこう。

 

明日から休みに入る。果たしてひとりでどのように過ごすのやら。