いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2022-07-18から1日間の記事一覧

静寂が寝そべる部屋の中で

寝そべった紙パックの上にちろちろと熱湯を注ぐ。 もわもわと白い煙が昇り、視界が白むと同時に、優しいはちみつの香りが鼻孔の中へと侵入してきた。 私は上機嫌になり、映画を止めてポメラを開こうと心に決めた。こんなにも穏やかな気持ちで文章と向き合え…