いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2023-02-20から1日間の記事一覧

夜更けの川に落葉は流れて

西村賢太の『夜更けの川に落葉は流れて』読了。 著者の作品も、小説の方は残りわずかになってきた。彼の死後も追悼の意味合いでいくつかの新刊が世に出てきたが、それも限りはあるだろう。寂しい限りだ。 さて、本作では20代前半の貫多が(巻末に少し50間際…