いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

穏やかなひととき

娘の発熱からはじまった昨日だったが、最終的にはとても楽しい一日を過ごすことができた。

 

朝、娘を病院へと連れていくと、やはりただの風邪だと診断され、以前も飲んだシロップの薬をいただいた。機嫌がいいようであれば、普段通りの生活をしてもなんら問題ないと言われ、とりあえず一安心した。

 

その後いちど昼過ぎに熱が38.6度まで上昇し、ぐったりするところまでいったのだが、座薬を入れることで事なきを得た。その後は夜寝るまで熱が下がり、いつもどおり元気でご機嫌な娘が戻ってきた。

 

ちなみに今回初めて座薬を使ったのだが、その効き目もさることながら、そのスムーズな入れ具合には驚いてしまった。もっと嫌がったり、手こずったりを想像していたのだが、すっと入って、娘はなんの抵抗も(というか反応も)なかった。これは大変便利だと思った。

 

さて、娘が元気になった後は、夕方から我が家に泊まりにくる両親を向かえるため、妻と分担してお持てなしの準備をはじめた。前日から少し取り掛かっていたので、両親が到着する前には万事を整えることができた。

 

家に着いたじいじとばあばは、空港で買った食品のお土産(餃子、ローストビーフ、スウィートポテト)に加え、娘のためにおもちゃを買ってきてくれていた。

 

最近はまっているトトロの人形と、妻曰く支援センター等で興味をしめしているというジグソーパズルだ。

 

娘は久しぶりのじいじとばあばに少しだけ人見知りをしつつも、おもちゃに対しては我慢ができない様子で、すぐに「開けて」と私にせがんできた。

 

その後は、どこに行くでもなく家の中でゆっくりと過ごした。娘は少しずつじいじとばあばにも慣れていき、夜にはすっかり人見知りが解かれ、仲良く遊ぶようになっていた。

 

両親には、最近の娘トレンド「となりのトトロ」を観ながらのダンスも見せることができ、また以前来たときにはなかった、ジャングルジムすべり台や、キッチン台で遊ぶ姿も見せられたので、私たちとしても嬉しかった。

 

ちなみに、昨日テレビをつければワイプに台風情報が出ていたのだが、それを見るたび娘が「あ、アンパンマン」と叫ぶのが面白かった。たしかに似ているかもね、と大人たちで話したのがささやかな思い出だ。

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さて、そんなふうに昨日は一日を過ごした。一時はどうなるものかと思っていたのだが、結局は穏やかに楽しい時間を過ごすことができ、両親を招いた私たちもほっとした。

 

今日も引き続き台風のため、一日中家で過ごすことになりそうだ。

 

娘の体調ももう大丈夫そうなので、両親には娘とたくさん触れ合ってもらいたいなと思っている。どこかでビデオカメラの上映会でもしようかな。

 

なんにせよ、今日もゆったりとしたひとときを過ごしたい。よくよく考えてみると、こうした過ごし方はなかなか贅沢なのかもしれないな。