いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

キッズルームで家族カラオケ

昨日は家族でカラオケに行った。

 

予約はしていなかったが運良くキッズルームを使うことができた。部屋全面がふかふかのマット張りで、子供を遊ばせる囲い付きのスペースもある。

 

妻から聞いてはいたが、子供連れで利用する際には実に重宝する部屋だ。うちの娘は歌が流れると踊りたがるのだが、この部屋だと安心して踊らせることができる。

 

娘は知っている曲が流れると、一緒に歌を口ずさみながら踊り、知らない曲のときには、プレイスペースに置かれたオモチャで私や妻と遊んでいた。

 

2時間歌ったが、とても楽しかった。私は囲い用の小高いマット塀の上に立ち、広々とした空間で気持ちよく熱唱した。そして妻が歌う番には、画面に流れる懐メロの歌詞を眺めながら、新鮮な発見に心ときめかせていた。

 

aikoの歌詞があれほどまでに詩的だったなんて。昨日は帰ってから改めて『カブトムシ』の歌詞を読んでいた。今時のJ-POPにはない文学的で奥深い歌詞だ。他の曲も改めて歌詞を読んでみたいという気持ちになった。

 

さて、そんな楽しい時間のラスト。妻が娘のために、ディズニー映画『モアナと伝説の海』の劇中曲を入れた。すると、それまで促しても頑なにマイクを握らなかった娘が、自ら進んでマイクを掴んだ。

 

そして妻と一緒に、1曲丸々を見事に歌い上げたのだ。神妙な表情で、両手でマイクを握りしめ、抑揚をしっかりつけて歌うその姿に、小さな感動を覚えた。動画にもばっちり収めたので、なんどでも見返したいと思う。

 

そんなわけで、実に楽しい家族カラオケだった。みんな歌うのが大好きなので、今後もよく利用するだろう。紅白でも見て、新しいレパートリーを増やしたいな。