いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

まんぷく

再三書いているが、娘は歌と踊りが大好きだ。

 

それゆえ、テレビから流れるノリのよい音楽には高確率で反応するし、それに振り付けがあろうものなら、すぐに真似したがる。

 

昨日は妻の提案で録画した朝ドラを見ていた。

 

ちゃんと見るのは私は初めてだったのだが、『まんぷく』というチキンラーメンの開発者の妻が主人公のドラマらしい。1話見ただけだが、キャストも魅力的で、ストーリーも面白そうな印象を受けた。

 

そのドラマのオープニング曲を、娘は歌うことができるようだ。昨日も曲が始まると、ソファの上で身体を横に揺らせながら、意気揚々と歌っていた。

 

なんだが面白いオープニングだなぁと、娘の歌を聞きつつ、私は画面の中でコミカルに動く主人公、安藤サクラを眺めていた。

 

すると、曲がもうすぐ終わるという段になって、娘がいそいそとソファからおり始めた。

 

なにごとだ?と思いながら見つめていると、彼女は画面の前まで行き、安藤サクラとぴったりの呼吸で、最後のポーズを決めたのであった。

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私は思わず大爆笑。妻曰く、娘は毎朝これをやっているらしい。

 

西郷どん』といい『まんぷく』といい、娘はNHKドラマが好きなようだ。さすがは老若男女に情報を届ける公共放送、と言ったところか。


それにしても愉快な娘だ。疲れがたまった週末の身体がまんぷくに満たされていくような、そんな気がした。