いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

初めてのPS4

久しぶりに妻と夜更かしをしてしまった。

 

昨日、午前中は保険関連の手続きをし、午後からは電車でショッピングモールに遊びに行った。娘はそこで元気いっぱいに動き回った為、帰ってからお風呂をすませると、力尽きるように一人で寝てしまった。

 

いつもは家族3人一緒に寝るので、夫婦だけで夜を過ごすのは本当に久しぶりだった。私たちはさっそく、クローゼット奥に数週間眠らせていたプレステ4の箱を取り出し、はじめてテレビに接続してみることにした。

 

私たち夫婦はほとんどゲームをしない。それなのになぜPS4が家にあるのかというと、職場の先輩から“引越し祝い”の名目で先日もらったからだ。

 

その先輩は先日離婚したばかりで、現在は新しい女性との出会いを模索中。このPS4は、そんな中ゲーム好きの女性に出会って、お近づきになるために購入したそうなのだが、あっけなくその関係が終わってしまい、2、3回しか使わないうちに不要になったものなのだそうだ。

 

持て余していたところに私の引っ越し話があり、じゃあ“お祝い”としてあげるよ、ということで頂くことになった。新品同様なので、ソフトも込みで売れば数万円くらいにはなりそうなものなのに、なんとも太っ腹なご厚意である。

 

ゲームに疎い私たちも、漠然とではあるがゲームに対し憧れはもっていたので、「最新機種が家にくる」という急展開に、心をときめかせていた。

 

引っ越し後、すぐにでも遊びはじめようとしていたのだが、なんだかんだ時間がなく、やっと昨日その機会を得たというわけである。

 

PS4はスタイリッシュな風貌にシンプルな接続構成で、初期設定もスムーズに済ますことができた。私と妻はその圧倒的な映像美に酔いしれながら、時間も忘れてしばしゲームの世界に夢中になった。

 

先輩が本体と併せてくれたソフトは『モンスターハンター・ワールド』というゲームだった。ゲームに疎い私や妻でも、そのタイトルくらいは聞いたことがあった。しかし、果たして未経験な自分たちにプレイできるのか、不安な気持ちしかなかった。

 

しかし実際にやってみると、なかなかチュートリアルも親切に作られており、とりあえずは最初のミッションをクリアすることができた。(一人プレイ用なので、私と妻は交互にプレイした)

 

なかなか自由度が高く、きっと近いうちに我々では行き詰まり、すぐに投げ出してしまうことは目に見えてはいるものの、クリアを目的にしなければそこそこ長いこと楽しめそうだな、という印象を受けた。


妻は性格的にも技術的にもモンスターを狩ることには向かないのだが、道ばたでできる草木や鉱石などの素材の採集(だっけ?)は、楽しいと言っていたので、行き詰まったら、そういう遊び方でもしようかと思っている。

 

『一狩りいこうぜ!』

 

まだほんの初級モンスターを倒しただけなのに、なんだかいっちょ前に体内の野性的感情が疼いてくる。なるほど、これはハマる人も多いわけだ。

 

また娘が早く寝たときなどには、妻と一緒に夜更かしを愉しみたいなと思っている。もちろん、生活に支障がでない程度に、そこそこにはしたいけれど。