いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

初盆とポケモンカード

今日は妻方の実家のひいじいの初盆だった。

 

午前中は正装してお坊さんを迎えた。それが終わると集合した従兄弟の三兄弟たちと車に乗って大きい公園へと遊びに出かけた。

 

従兄弟のお兄さんたちは、幼いうちの息子を特に可愛がってくれて、みんなから引っ張りだこだった。一方娘の方は、お気に入りのお兄さんに付き纏いアピールを繰り返していたが、残念ながら少し面倒くさがられていた。

 

それでもみんな楽しそうに公園遊びをし、最後は息子が帰りたくないと大泣きをしていた。夕方前には実家に戻り、夕食の時間まで家の中でみんなで過ごした。

 

その際、私は甥っ子たちの猛烈なリクエストを受け、彼らが持ってきていたポケモンカードの対戦を繰り返した。小学生以来のプレイだったが、ルールカードを片手になんとか記憶を呼び起こし、その流れを習得した。

 

最初は負け続きだったが、終盤に一度だけ、強いデッキを使って勝利を得ることができた。久しぶりに遊んだが、カードゲームは元来大好きだったので、私自身もとても楽しむことができた。

 

しばしの休憩を挟み、夕食はウナギを食べた。そしてみんなで墓参りをして、夕暮れ時には近くの川で精霊流しをしてお盆を締め括った。子供たちは興味津々に眺めていたので、よい思い出になったことだろう。

 

子供の世話ばかりでかなり疲労感はあるが、そのぶん新鮮な楽しさもあって賑やかな一日だった。本来はしんみり過ごすべきなのかもしれないのだけれど、まあ、あんなに楽しそうな子供たちの笑顔を見れば、先祖の方々も、おそらくは許してくれるのではないか。