いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

2020-05-14から1日間の記事一覧

じっと手を見る

窪美澄の『じっと手を見る』を読了した。久しぶりに大衆向けと呼べる小説を読んだ気がする。彼女の作品は読みやすいながらも、しっとりと胸に訴えかけてくるものがあるから好きだ。 今作は直木賞の候補にもなったので、期待して読んだ。作者の魅力が存分に現…