いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

忍者になりたい

息子は忍者になりたいらしい。

 

教育テレビで忍者のコーナーがあるもんだから、しばしば息子はその真似をしている。忍びのように腰をかがめて小走りするし、平均台のような細い縁石ブロックを見ると、おっとっとと言いながら渡ろうとする。

 

今日はクライアントミーティングがあり、週の節目だったので私は定時前に業務を終えた。ゆえに久しぶりに子供たちと少し遊ぶことができた。その中で、息子とは忍者修行ごっこをして遊んだ。

 

青いビニール紐を廊下に張り巡らせ、それらを乗り越えたり潜ったり、敵地の罠をぐぐり抜けながらも城に乗り込むミッションのような遊びである。

 

最初は娘と遊び始めたのだが、息子に見つかるとすぐにやりたがった。遊び方がわかるかと不安もよぎったが、すぐに意図を汲み取りミッションに挑み始めた。

 

彼用に難易度を下げてあげると、慎重に足を持ち上げ紐を乗り越え、ゆっくりとしゃがんで2本目を潜り抜けた。成功だ。彼は胸の前で両手を上下に重ね、「にん!」と、気合を入れて決め台詞を唱えるのだった。

 

そのあとも、彼は何度もミッションに挑んでいた。彼の忍者になりたいという夢が、いつか叶えばいいな。