とあるミーティングの後、上司から電話があった。
その直前で一緒に出ていたミーティングで、部下の資料、というか思考のクオリティおよび、上司とディスカッションをする姿勢が目に余るよね、というアフタートーク的な内容だった。
その彼はもともと自己評価と出世意欲が高く、ゆえに実力もないうちから昇格したいと訴えており、ゆえに今回、ひとつ上のランクの役割を持たせてみたのだが、小さなふたつの案件、どちらでもパフォーマンスが振るわず、頭を抱えているといった状態なのだ。
上司的にはさすがにこれは手を打ち必要がある、ということで、来週から予定しているプロジェクトから外さないかと打診してきた。その点は私も心配していた点でもあったし、今のプロジェクトに集中する環境をつくって言い訳をできなくし、自分の至らなさに気づいてもらいつつ、パフォーマンスを改善を図らせる上で有効な手段だと思えた。
そんなわけで、さっそく明日ユニット長に許可をもらい、そのように動いてもらうつもりである。
夕方もその彼から突然のミーティング依頼がきて、夜遅くまで資料の手直しのアドバイスを送っていたのだが、やはり単なる上司の指示を資料に起こすだけの作業マンになっており、昇格なんてまだ目指すレベルにないなと再確認した。今の自己評価を聞いてみたい。