いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

素晴らしい上司

今日の仕事帰り初の「いきなりステーキ」に行った。

 

妻や子供たちが、ママ友家族と夕食で焼き肉に行ったと連絡があったからだ。「いきなりステーキ」は前々から興味があったが、小さな子供連れで行くところではないので、これまでは行かずじまいであった。

 

何もわからないので、とりあえず看板メニューっぽい「ワイルドステーキ」なるものを頼んだ。サイズもわからなかったので、とりあえず一番大きな450gを。届くと思ったより肉が大きかったので、それを食べ切るまでにライス大盛りを2杯食べることになった。

 

そんなわけで、パンパンのお腹を抱えて家路についた。それでも今日は仕事でたくさんいい事があったので、爽やかな気持ちで歩いていた。

 

朝から大阪モノレールの運転見合わせに捕まり、始業時間に少し遅れて客先常駐に入ったが、当然事前連絡をしているので、それすら雑談のきっかけとなった。

 

気の合うクライアント課長さんの前の席に座れたので、その後もちょくちょく笑い話を交わせて盛り上がった。今週は一番上の部長さんが出張であり、仕事も少し落ち着いたところだったので、皆さん穏やかに過ごされていて、なおさら会話する場面が多かった。

 

また人事異動で来週から別部署に異動される若手の方とも、ランチに一緒に行き、いつも以上にたくさんの会話をすることになった。素直なリスペクトと親睦の念を醸してくれる彼のことは私も大好きだったので、後輩を送り出すような気持ちで色々とアドバイスをさせてもらった。

 

また、クライアントだけでなく、私のファーム側の上司とも気分のいいコミュニケーションができた。週次でやっている報告ミーティングの中で、成果を報告できたし、クライアントからの高い評価が明らかな形で伝わることとなったので、いつも以上に称賛された。

 

またクライアントから共有してもらった社内向け資料の体制図には私の名前があり、役職の欄には「課長相当」と書かれていた。つまりはそのようなランクの実力だと認めて接してくれているわけである。

 

それをみた私の直属の上司は、クライアントからそのように見られてるのは大したものだと言い、人事責任者に伝えておくわ、と嬉しそうだった。私は冗談で「自分のことを高く評価してくれる会社っていいなあ」と呟くと、「いやいや、俺らも高く評価してるってば!」と少し慌てていたのが可笑しかった。

 

さらには、その前段の別のミーティングでも、初対面の3ランク上の社内の相手に対等以上の議論を交わし、私がイニシアチブを取る形で方針を固め、そのあと早々にクライアントとも話をつけ、スマートに事案をまとめていたので、そのことも付け加えて報告しておくと、上司らはさらに感心した様子だった。

 

報告ミーティングのあと、一番上のパートナーが退出した後引き止められ、直属の上司と少し話した。すると、少し前に私が上司に対して苦言を呈していたことに対するアンサーのようなものがあり、結論としては、自分の振る舞いを反省したのか、時間をとってクライアントの状況についてしっかり理解するためのミーティングをさせて欲しいと、私に頼んできた。

 

上司のその素直な振る舞いに私は感動を覚えた。やっぱりこの人は尊敬できる最高の上司だ。なかなかそんなことはできるものではない。改めてこの上司について行こうと思わされた。

 

もちろん、上司の申し出は、私が期待していたとおりのことであったので、すぐに快諾し、来月においてその時間を早くも複数予約させてもらった。

 

そんなわけで、今週の仕事は最高の気持ちで終了することができた。来月から新年度が始まる。そこでも最高のスタートが切れるよう、また頑張っていこう。