いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

おかあさんといっしょスペシャルステージ

昨日は「おかあさんといっしょスペシャルステージ」に行ってきた。
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私たちは数ヶ月前からこの日を楽しみにしていた。特に妻においては、先着順のチケットを予約したり、娘が着る服を手作りしたりと、いろいろと準備を重ね、当日が来ることを待ち望んでいた。

 

キャラクターに「チョロミー」という元気いっぱいな女の子がいる。妻は既製品の服をミシンでアレンジし、アクセサリーや髪留めもつくることで、娘をチョロミーに変身させた。

 

完成度は高かったように思う。実際、会場に着いてから周りを見渡してみても、数いるコスプレっ子達の中でも娘はトップレベルな変装っぷりだった。

 

さて、そんな「チョロミー」の服を身に纏い、私たちは会場の大阪城ホールに到着した。一日3公演あるなかで、私たちは真ん中の14:00開演のものを選んでいた。

 

13:00時頃に到着すると、すでに開場は始まっていたが、私たちはまず写真撮影コーナーを覗いてみることにした。すると、タイミング良く行列が少なかったので、私たちはその列に並んだ。

 

そこではいくつかの撮影ブースがあり、スタッフの効率の良い案内のもと、「ガラピコぷ~」のキャラクター(チョロミー、ムームー、ガラピコ)のぬいぐるみと写真撮影をすることができた。

 

娘は自分からチョロミーの隣へ歩み寄っていった。隣に並ぶとその同化っぷりもさらに際立ち、服を作成した妻もとても嬉しそうだった。

 

そのあとは、協賛の大和ハウスが運営するブースでも遊んだ。そこは専用のカメラで撮影すると、撮った写真が大きなスクリーンに映し出され、タッチして遊べるというものだった。

 

撮った写真は最後立派な台紙に入れてプレゼントしてくれた。娘の写りもよく、とてもいい記念になった。

 

そのような時間を過ごし、私たちはコンサート前だというのにもはや満足感を抱いていた。しかし、本番はここから。開演までの時間が迫ってきていたので、私たちはついにホールの中へと入った。

 

ホール中央に大きなステージがあった。私たちはスタンド席だったので、ステージまでの距離を心配していたのだが、想像していたよりもずっと近かった。

 

またステージ上部には大きなスクリーンも用意されており、ステージ上の人達の表情までばっちりと確認することができた。

 

コンサートが始まると、あっという間の1時間だった。

 

おにいさんとおねえさん、キャラクターたちはゴンドラに乗ったり、スタンド席に来てくれたりと、その姿を何度も近くで見ることができた。

 

妻は歌のおねぇさんを生で見て、「かわいい、かわいい」と連呼し、うっとりとした表情で見つめていた。たしかにテレビで見るよりもずっと可愛く見えた。

 

娘はテレビでいつも見ている人達が目の前にいる、という状況に少し混乱しているような様子だった。それでも歌がかかると一緒に歌い、踊り、楽しそうな表情を見せてくれた。

 

途中、いつもならお昼寝時間ということもあり、眠さに堪えるような時間帯もあったのだが、最後までなんとか持ちこたえてくれた。

 

フィナーレが近づくと怒濤の有名曲ラッシュとなり、娘も元気をとりもどし、一緒になって声を上げ、振り付けを真似していた。

 

入場時にもらった手作りメガホンで「ちょろみー」と、一生懸命に声援も送っていた。

 

最後、娘はキラキラした眼差しをステージに向け、キャラクターたちに手を振っていた。私はそんな娘を見ることができて、とても嬉しく思った。

 

「おかあさんいっしょ、みた」

 

「はいちーず、した」

 

「むーむー、ばいばーいした」

 

帰り道、娘は興奮した面持ちで私たちに今日あった出来事を教えてくれた。

 

たぶん大きくなったら覚えていないのだろうが、少なくとも向こう何日間かは、この思い出を楽しそうに語ってくれることだろう。

 

私としても楽しかったので是非また行きたい。

 

家に帰ると妻はさっそく次回公演のことを調べていた。またチケットがうまいこと取れたらいいのだけど。