いつかこの日々を思い出してきっと泣いてしまう

文学パパが綴るかけがえのない日常

ウインドウショッピング

昨日は三田のアウトレットモールに行ってきた。

 

私たち夫婦は、スケジュール共有アプリでそれぞれのスケジュールを共有しあっている。そこに数日前、妻がアウトレットセールの開始日を登録してきたのだ。これは「行きたい!」アピールに他ならないだろう。

 

そんなわけで、いつものように電車とバスを乗り継ぎ行ってきた。到着したのは昼過ぎで、まずはフードコートで遅めの昼食をとることから始めた。

 

その後は、妻は単身ショッピングへ。私と娘はモール内を遊びながら探索することにした。私は基本的に娘の行きたいところに付き合うスタンスだ。

 

シルバニアファミリーやレゴのお店、遊具のあるプレイグランドで遊んだ。ただそれ以外にも、娘はウインドウショッピングらしきものを楽しんでいる様子だった。

 

気に入った雰囲気だとふらりと店内に入り、「うわぁ、かわいー」と大きな声で言ったかと思うと、目を輝かせ、店内を楽しそうに見て回るのであった。

 

その姿は、なんとも妻を彷彿とさせた。

 

足を踏み入れる店も、女の子らしいセレクトショップだったり、可愛い陶器のお店だったり。そのチョイスすらも妻にそっくりなのだ。半分はママの真似をしているのだろうが、もう半分は純粋に遺伝なのだろう。

 

子供服の店に入ったときには、慣れた手つきで服を物色し、いっぱしの女子のようなセリフを口にしていた。

 

「うーん、どれにしようかなー」
「あ、これかなー」
「ぱぱぁ、これ、どう?」
「ふふふ、じゃこれとー」
「あ、これもかわいー」

 

いまごろ妻もこんな感じで服を見て回っているんだろう、血は争えないなーと思った。でも、女の子らしくてとても良いじゃない。

 

妻と娘が仲良く買い物する将来の姿が目に浮かんだ。その後ろには、大量の紙袋を手から提げた私の姿も・・

 

まぁ、一緒に連れて行ってもらえるだけ、まだマシか。